2006年5月日記
2006.5.31
僕は小さい頃から親によく言われていました。
人の立場になってものを考えなさい、と。
人の気持ちを良く考えて、その人の立場になって行動すれば
きっと人に好かれる人間になれる。
優しい人間になってほしかったのだと思います。
その教育の甲斐あって、「たくろう君はいい友達よ」みたいな関係を女性と結べる人間に
なれました。
うん、完膚なきまでに童貞。もう二十数年も童貞という立派な人間になれました。
ありがとう、お母さん。

そんなわけで前回に続きましてドラゴンボールネタなんですが、フリーザの立場になって考え
てみました。

なんか宇宙最凶とか言われているフリーザさん。その肌の白さは鈴木その子の再来と言われ、
変なアーマーだけ着けて下半身は素っ裸とかいうインリンオブジョイトイもビックリの
セクシャルさを併せ持つフリーザさん。
後半なんか本気を出すとかいってどんどん変身してましたけど、普通に全裸でしたからね。
第三形態とか言って変身してましたけど、お前生まれた時どの形態だったんだって
話ですよ。その若々しく生命力に満ち溢れた白いカラダを曝け出して悟空と肉のぶつかりを
してましたからね。もうとんでもない。

そんなフリーザその子オブジョイトイさんがナメック星へドラゴンボールを取りに行った時
の話です。フリーザその子オブジョイトイさんがドラゴンボールを使って叶えたかった願い
とはズバリ不老不死になること。そのためにどれだけの苦労と努力をしてきたかは凡人の僕
なんかには想像もつきません。そして今回、ついにあと少しでその願いが叶えることができ
るところまできていたのです。フリーザその子ジョイトイさんは勝ったも同然でした。
か弱いナメック星人を恫喝してドラゴンボールを巻き上げれば自分の願いが叶うはずでした。

それを目前にして変なハゲと坊ちゃん刈の地球人がなんかコソコソやりだして、
挙句に自分の部下のはずだったM字ハゲまでが裏切って自分のドラゴンボール探しを邪魔しだ
す始末。
もう僕だったらこの時点でブチキレですよ。
いやいやいや、いいからもうやめろと。コソコソ動きやがってマジうぜえって話ですよ。
だってもう普通に戦えば秒殺できるような奴らがなんかウジウジやりだすんですよ?
ホントやめて欲しかったと思う。
マジちょっと黙ってて。ドドリアさんちょっとあいつら押さえててって話ですよ。

結局ドラゴンボールで召還された神龍はナメック星のネイティブ言語しか解さない田舎龍
らしく、フリーザその子ジョイトイさんの願いは叶わず終い。
その後は怒ったフリーザその子ジョイトイさんと悟空達の戦いがありまして、一度はやられ
たかに見えたフリーザその子ジョイトイさんも結局サイヤ人なんかに負けるはずもなく復活。
悟空も力を出し切っていて戦う力も無いような状態でした。
でもここからが彼の可哀想なところ。
もう勝ちは見えたとばかりに、ちょっと気まぐれでハゲの地球人を殺してみたら
なんかサイヤ人が怒りだすんですよ。怒るだけならいいんですけど、なんか伝説の超サイヤ
人とかになり出すんですよ。もうやってらんない。
フリーザさんにしたらいやいやいやいやいやって話ですよ。
そりゃねえよって。最後上半身だけになって命乞いまでしたのに結局殺されちゃいますから
ね。不老不死になりに来たら真逆の結果を得てしまったわけですからね。
そりゃ死んでもしにきれない。可哀想すぎる。
あのタイミングでさえナメック星にこなければあんな目に会わなかったのに。


そんな可哀想なフリーザさんに黙祷をささげたいと思います。
人生やっぱタイミングよね。

そんなわけで人の気持ちを考えてみたのですが、やっぱフリーザの気持ちなんて考えても
モテないし優しい人間にもなれませんね。
こんなことばっかり考えてるから童貞なんだなあ。
2006.5.28
休日の今日、朝起きてまず最初にやることはエロゲでした。どうも、たくろうです。

前夜から朝の6時くらいまで本やら映画やらを鑑賞しながら独り酒盛りをしつつ、
幾ばくかの睡眠を貪って朝10時に起床してエロゲ。
明らかに髄液が白濁液になってるとしか思えない、ヘタしたらドアのノブで首吊りとか
しかねない、そんな休日を過ごしておりました。
独りで。

僕は休日になってやることといえば部屋掃除風呂掃除台所掃除という小姑みたいな童貞な
のですが、さすがに朝10時からそんなことやってれば昼過ぎくらいには掃除は余裕で終
わるわけですよ。そいでまあ独りで部屋の窓から囚人みたいに空とか見ながらボサッと
煙草なんぞ吸っていたんです。

しばらくボケーッとしていると、何故かドラゴンボールの事を考え始めたんです。
いやね、僕の職場にはえらいドラゴンボールフリークな先輩がいましてその人が
「ドラゴンボールはやっぱフリーザ編が最高だよ」とかのたまっていたのを思い出したの
ですよ。

僕もそんなに詳しく覚えてはいないのですけど、フリーザ編と言えばあの緑色の神様の
生まれ故郷であるナメック星へドラゴンボールを取りにいったら宇宙最凶と言われている
フリーザも時を同じくしてドラゴンボールを求めてナメック星に来ていて、ドラゴンボール
をめぐっての大混戦を繰り広げたお話ですよ。
ラストはクリリンを殺されて怒った悟空がスーパーサイヤ人に変身してフリーザを倒すのだ
けど、戦いの中でフリーザが放ったエネルギー弾の威力でナメック星は崩壊。
ナメック星と共に悟空も宇宙の塵に・・・?みたいな感じでしたよね。

まあ結局悟空は生きていてクリリンもちゃんと蘇ったという形で話は続いていったのですが、
そこでふと思ったんですよ。

フリーザ編でドラゴンボールが終了していたらエライ鬱エンドだったんだなと。
悟空の親しい仲間、クリリン、ピッコロ、敵だったベジータまでフリーザに殺されて、
最後は悟空自身も星と共に消滅。悟空の息子である悟飯は助かってましたけど、救えなさ過
ぎる。
最悪ピッコロはいいですよね。自分の故郷で死ねたわけですから。
ベジータもまあ、宇宙の色々な所を巡っているようなので覚悟はしていたはずでしょう。

問題はクリリンですよ。
こいつと悟飯とブルマという女は殆ど観光気分でナメック星へ来ていました。
ナメック星人は温厚で、戦闘になることなどまずないはずだと。
でも何の因果か宇宙最凶の色白のキモイ奴に散々ボコされた挙句に殺されるわけですよ。
マフィアの見せしめばりのむごい殺され方をしたんです。しかも見知らぬ星で。
これはもう死んでも死に切れない。

ナメック星人もフリーザの手によって大量に虐殺されて主人公達もボンボコ惨殺されて、
挙句主役の悟空は星と共に消滅。「ちくしょおおおお」とか言いつつ消滅。
もう少年誌でやっていい話じゃない。トラウマになっちゃう。

そのドラゴンボールフリークの先輩は、フリーザ編で話が終わってても良かったとか言って
ましたけど、それはさすがにいただけないと思いました。

そんなことを考えながら独り鬱になりながら空を見上げて煙草吸ってました。
2006.5.25
人は何かを失ったときに、とても強くなれるものだと思う。

もう何も怖くない失うものは何も無いと思えた時、心が開放されるといいますか、
今まで自分を縛っていたものから解き放たれたような感覚になるのです。
死ぬ覚悟でやるとか、肝が据わるという言葉があるように何かを投げ捨て覚悟を決め
た人間ほど強いものはないと思うのです。

例えば何かを守りたいと強く思ったとき、それは最悪自分は死んでもその何かさえ守れ
れば本望だという心境だと思います。
それは言い換えるならば自分を捨ててでもという覚悟を決めた時だと思うのです。
そうなった時、人はとても強くなれると思うのです。

先日関東地区を激しい雷雨が襲った時に、僕はまさにその状態になりました。
その日は夕方から激しい雨と風に見舞われ、僕がクソ会社から帰る頃には雷がズンド
コズンドコ鳴り響いているような状況だったのです。
僕は基本的に会社へは手ぶらで出社しておりまして、傘なんかも朝雨が降っていなけれ
ばよほどのことがない限りは持っていかない主義なのです。
その日も朝は晴れていた為に僕は極々控えめに言っても手ブラな状態で会社へと向かっ
たわけです。でもそれがいけなかった。
朝、昼は良かったのですが、ちょうど僕が睡魔と闘いながらクソみたいな仕事をこなし
ていた夕方に、ものすごい雷と共に気が違っているとしか思えないような勢いの雨が
降り出すじゃありませんか。
でも僕はこの勢いじゃあザーッと降ってパーッと晴れるんだろうなとかこんな時だけ
ポジティブ思考で眠気と戦っていたのですけれど、そんなことは全くなく、むしろ
僕が会社を出る頃には風雨が強まってるんですよ。
それでも僕は家に帰る頃には弱まるだろとかポジティブというよりは頭が可哀想な人
みたいな感じで家の最寄り駅まで帰ったんです。

うん、全然弱まらない。
たまに雷が空を白く染めるほどに雷雨。
でもまあ普通の人ならコンビニで傘でも買って帰るじゃないですか。またはバスやら
タクシーやらで帰るじゃないですか。
でもその時の僕は何をトチ狂ったのか、まあ走ればいいじゃんとかいうランナーズハイ
みたいな考えのもと、走って家まで帰ることにしたのです。
もうね、関東にお住まいの方ならご理解いただけると思うのですが、あの雷雨はすごか
ったじゃないですか。たまに明らかにどこかに落ちたような雷が鳴ってたりしたじゃない
ですか。そんな激しい雨の中は知って帰ったりすればどうなるかなんて考えなくても
わかるじゃないですか。
なんていうか、走り出して3秒でズブ濡れ。
メガネとか水滴で酷いことになったので途中で外してちょうダッシュですよ。
あの雷雨のなかスーツ姿で走ってるキチガイなんて僕くらいなもんなんですよ。
サラリーマンとかOLとか学生とか、みんな傘さしてすまし顔で歩いてるんですよ。
最初はちくしょー傘いいなぁとか濡れるのやだなぁなんて思ってたんですけれど、もう
完膚なきまでに全身濡れそぼった瞬間から思考の変化が。

ウッヒョウ!雨もっと降れ!
とかいう、もう明らかに頭の一部がショートした思考になったんですよ。
僕はゴビ砂漠の人ですか。

そっからはもう変態100%ですよ。
なんかもう傘さしてる人がアホに見えてくるのな。
お前が一生懸命傘さして守っているものなんて、僕は既に投げ捨てているんだぞと。
僕はお前が必死に守っているものから解き放たれている。今ならバスに轢かれてもいい。
今なら童貞からも解き放たれる。とかいう普段なら絶対に考えないようなことすら
考え出す始末。ありえないくらい強気でした。
家に帰り着いてからスーツを洗っているときにものすごい鬱になりましたけど。

人は何かを失ったときに、強くなれるものだと思うのです。
2006.5.21
僕って結構シャイなんです。
シャイな童貞、シャイ貞なんですよ。

他人といても結構ガンガントークをしたりするのですけれど、
ちょっとしたことですぐヘコむ。
打ち合いが得意だけどカウンターに弱いボクサーみたいな奴なんです。
ていうかボクサーが打たれ弱いって時点でダメダメですけど。
その場でも結構ヘコみますけど、家に帰って独りになるとその時の事を思い出して
更にヘコんだりしてるんです。
判定負けだったのにリングを降りて控え室に帰ったら救急車に運ばれるようなもん
ですよ。もう致命的。

「付き合いたくない男No1 すぐヘコむ男」とかいう記事が、キャンキャンとかアン
アンとか夜の褥の肉の戯れの時の声みたいな名前の雑誌に載ってたりするとそれを見
てヘコんだりしてます。だからそれがダメだっつうのにな。

そんな僕がこんな人に見られたら首を吊るしかないような日記サイトをやっているな
んて意味がわからないですよね。どんな羞恥プレイですかと。

そんなシャイ貞な僕なので、自分で書いておきながらアレなんですけど、あんまり人
に見られたくない日記とかあるわけですよ。
あとから読み返すと、こんな日記書いていた自分を正座させて小一時間説教したあと
に頭突きかましたい衝動に駆られることがあるのです。

まあ自分のサイトなので、いくらでも自分で好きにいじくれるんですよね。
あとで手直しを加えたり、やろうと思えば消去する事だって出来る。

でも僕は手直しも消去もやってはいけないことだと、自分の中で思っているんです。
確かにあんまり酷い誤字だとか脱字なんかは直すことはありますけれど、日記の内容
を根本的に改ざんするようなことはしたくない。消去なんてもってのほか。

いち童貞の僕の考えなのですが、こういうものってライブ感覚が結構大事だと思うんで
す。どんなに酷い日記でも、そのときの自分の考えやその時の空気が伝わってくるんで
す。僕の稚拙な文章で他人に空気を伝えられてるのかはわかりませんが、まあ書き手で
ある自分自身はあぁそういえばこの時こういうことあったなぁとか、必死だなぁとか
思えるわけです。すごい自己満足ですけど。

なので、どんなに酷い日記でも修正はしたくないし消去もしたくない。
となればどうすればその酷い内容の日記を人目から避けられるか。

このサイトは新しい日記が一番上の見やすい場所に出てくるスタイルになっていますの
で、新しい文章を書けば見られたくない文章はどんどん下に下がっていく。
要は更新をすれば見られにくくなるわけです。

というわけなので、妙に更新頻度が高い時は見られたくない日記があったんだなあ
ということで一つご理解いただきたい。
シャイなもんで、一つご理解いただきたい。
2006.5.18--メイド喫茶へ行ってきた--
最近巷を騒がせている「萌えブーム」。
なんか変な服屋には胸のところにデカデカと「萌え」とか書かれたTシャツが売ってい
て、更にそれを嬉々として着ている外人なんかがいたりするこの御時世。
これはもうダメかもわからんね。

そんな退廃的な萌えブームの中心地、秋葉原。
そこには今話題のメイド喫茶やらメイドマッサージやらが軒を連ねているわけです。

意外に思われるかもしれませんが、僕としてはメイド喫茶とかあんまり好きじゃないん
です。というか嫌いな部類に入るかもしれない。
好き嫌いがあるという時点で既に1回以上メイド喫茶に足を運んでいるということがバ
レバレなんですがそんなもん関係あるかい。
なんかね、あの空気が嫌なんですよ。客とかもう皆ニヤニヤしてるでしょ?

ネタかなんかで秋葉原でメイド喫茶いこうぜーって人達は客とメイド共々うわーこいつ
らキモイって目で見てますし、ホントにメイドが好きだとかそこでしか女性と触れ合え
ないみたいな人達は劣情に濁った目でメイド見てますし、メイドはメイドであんたらこ
ういうのが好きなんでしょ?萌え〜とか言ってるんでしょ?みたいな目で仕事してます
し。そういうのがすごい嫌なんですよ。特にメイドの人のそういう空気がホント嫌。
嫌というか絶望に近いねこれは。

なんかあるじゃないですか。
こういう服着てれば萌えなんでしょ?ネコミミが好きなんでしょ?的な、そういう
空気を出してるアイドル気取りだとか一般人とかって、すごい引くじゃないですか。
何に優越感を感じてるのか知らないですけどやたら上の立場からモノを言う感じなのな。

そんなメイドと客で構成されたメイド喫茶とかもう吐き気がする。
メイドに頭突きとかしてやりたい。そのくらい腹立つ。

そんなクソみたいなメイド服着た女の子がいるってだけの喫茶店に行って、たっかい
まっずいアイスコーヒーとか飲む気しないじゃないですか。

でもなぜか気付いた時には僕はメイド喫茶の前に立っているわけで。
そんなわけで先日会社の人とメイド喫茶に行ってきました。

正直僕はもう秋葉原にどんな格好の奴が歩いていようがもう全然驚かないわけですよ。
頭からネコミミ生えてようが、メイド服着てようが、股間から半分胎児が出ていようが
もうそれは秋葉原の日常なわけですよ。
でも一緒に行った会社の人は違うのな。メイド服着たオネエちゃんがビラ配ってるだけ
で大興奮なのな。うおーすげーとか言っちゃってるのな。
そんな同僚をみて僕はキンキキッズの若葉の頃ってドラマを思い出してました。
そんなこんなでカオスな秋葉原を練り歩いてたどり着いたメイド喫茶。

同僚の人は入った瞬間「おかえりなさいませご主人サマ!」とか言ってもらえるものと
ワクワクして入店してたのですけど、メイド共ときたら普通にスルー。
いらっしゃいませすら無し。同僚は酷くショックを受けていたみたいですけど、僕くら
いになると、ああこいつら忙しいんだなくらいにしか受け止めませんからね。
メイド喫茶ってそういう悪質サービス業だって知ってるからね。

もう僕にしてみれば半分以上諦めですよね。
メイド喫茶とか別段おもしろくもなんともねえよって感覚で入店したんですよ。
でもこのメイド喫茶は違ったんです。

入り口で席の案内もされずに突っ立ってたんですけど、待ってても気付いてくれる気配が
なかったので空いてる席に勝手に座って煙草吸ってたんですよ。
したら僕らの次にきたお客さんは「おかえりなさいませー」とか言われて手厚く席に案内
されてたんです。
小心者な僕らはここって勝手に座っちゃダメだったんじゃないか?とか考え出して、
とりあえずメイドさんに聞いてみようと思って声を掛けたんです。

違うお客さんを案内してたメイドさんに声を掛けたんですけど、なんかやたらゴツイ
メイドさんなんですよ。ものっすごい金髪なんですよ。
うん、どう控えめにみても外人。
うォォこれがグローバルスタンダードかノーボーダーかなんて思いながら聞いたんです。

「ここ、勝手に座っちゃったんですけど良かったですか?」

「ア、ウン」

煙草噴出した。

いやいやいやいや。「ウン」て。「ア、ウン」て。
もう全然予想してなかったですからね。
ご主人様までいかないまでも、最悪僕ら客ですよ。
その僕らが一応礼儀として丁寧に喋ってるのにお前なんでタメ語やねんと。
予想外すぎて逆に面白かったですわ。なんか全然許せた。ホントお前らOKとかYESだけ
なんだなと思いました。

しばらく観察してたんですけど、どうも他の客にもYESの意思表示をするときだけ
「ウン!」ってタメ語使ってるみたいでした。
しかもその「ウン!」がものすごい元気のいい「ウン!」なんですよ。一片の迷いも
ないんですよ。ものすごい笑った。

彼女に会えただけでこのクソみたいなメイド喫茶に来たかいがあったと思いました。
たっかいまっずいアイスコーヒーもあの「ウン!」のおもしろさで許せた。


そうか、これが萌えってやつ・・・なのかなぁ・・・。
2006.5.16
救いが欲しいときには救われたいと思う状況でなければいけない。
救われる時には救われる立場にいなければならない。
でなければ救いはこない。

つまりはそういうことなんですね。

2006.5.15
人間個人個人それぞれの価値観という物をもって生きていると思います。

例えば僕は小学生の頃ガンダムのカードをそれはもう狂ったようにカードダスにて
購入していたのですが、今考えるとアレは一枚20円とはいえ相当の金額を費やした
ものだと、エロ本なら何冊買えたんだろうとか思うのです。

あの頃はもうキラカードなんかを求めて、カードダスそれ自体を購入しかねない勢いで
20円入れては引いて20円入れては引いてを繰り返していたものですが、
今じゃそんなものよりも如何にして高水準のエロ本を購入するか、そっちのほうが
ずっと価値をもつようになりました。人間の業って深いよね。

僕という同じ人間ですら月日によってここまでの価値観の相違が生じるのですから、
他人の価値観なんてものは自分とかけ離れていて当然だと思うのです。
プラダだかラクダだかのバッグに何十万とか洋服に何十万とか、これがあればモテモテ!
とかいう謳い文句の水晶に何十万とか、僕には到底理解できないようなものにお金を
掛ける人もいますが、それはそれ、やはり価値観が違うのだなと思うわけです。

同じように、他人にしてみれば全然なんでもないことでも
本人にしてみれば重大な事柄ってあるんですよね。
悩みにしたって他人が「何でそんなことで?」って思うようなことでも
本人にしたら悩んで悩んで御飯も喉を通らないほどの悩みなんだってこともある。
気合い入れて買ったエロ本が実はホモ本だった時なんて
ホント死のうかと思いますもん。
もういいんだ、世の中全て信じられないって思いますもんね。

だから、
所詮とか小さいとか、全部お前の物差しで物事計るんじゃねえ!
2006.5.11
相も変わらず全くモテない、スカウターで計測されたら「戦闘力30か・・・ゴミめ」
とか言われかねない恋愛力の僕という存在です。

僕があと数年もすれば魔法使いになったり妖精さんとお友達になるほどの童貞なのに
対して、僕のまわりときたらカップルだらけなんですよ。ひどいときには
カップルカップル僕みたいな構成で遊んだりするんです。
なんかもう群馬サファリパークでバスから降ろされたみたいな状況。
カップルに対するトラウマでもできるんじゃねえかみたいな。
既にできてるフシがありますけれど。
カップルの眩しすぎる笑顔怯えつつ、
遊びながら「何がカップルだ。夜になったらハッスルするんだろ?」とかいう
低級ダジャレを考えていたりする下衆な僕なのですけれど、実は最近悟ったのですよ。

僕の周りには普通のカップルもさることながら、インターネットを通して知り合った
いわゆるネゲット組も多数存在しているのです。
インターネットでの出会いというのは多種多様でして、掲示板からメール、チャット、
ネットゲーム等星の数ほどの出会いが転がっているわけです。

そんな中で出会い、そして付き合っていく過程を眺めているうちに、カップルになる
奴らにはある一定の法則というかテクニックが存在していることを解明したのです。
そう、この法則に従えば僕もネカマに騙されるかもしれない!
違う、彼女ができるかもしれない!
その法則とは

@いつも明るくポジティブ。
A今日は疲れた〜等、仕事関係の愚痴を適度にこぼす。
Bエロ話はほどほどに。

うん、なんかすげえ普通。
でも実際チャットやネットゲームをしたことがある人はご理解いただけると思うのですが、
極々控えめに言っても気が違ってるとしか思えないような人達がいるものなのですよ。
普通のことが普通にできない人が結構多い。例えば僕。
そんなカオスな世界なので意外と普通の事をしていると普通にモテたりするのです。
僕が見ていたのはチャットでのネゲットなので掲示板とかになると
また話が変わってくるかもしれませんが、ポイントはほぼこの3つ。
この3点を押えておけばネゲット率は格段にアップすること間違いなし!

そんなわけでさっそく自分に当てはめて考えてみました。

@ネガティブでいつも死にそう。
A相手がいません。
Bなんか前回の日記で青姦とか叫んでた気がする。

なんだろう、@とBもさることながらAとかもうそれ以前の問題。
勝負とかポイントとか以前の問題。相手がいない。
そう、この法則はまず出会っていなければ適用できないのですよ。
なんたって使う相手がいないからね!
そんなわけで星の数ほど転がっている出会いすら掴めない僕は全然対象外。
ネゲット率はアップしましたが僕の鬱度もアップしました。

非モテってのは僕みたいな人種の事を言うんだ!
クソイケメンがヘラヘラ笑いながら
「俺非モテ系〜」とか口にしていいもんじゃねえんだよ!!

そのうち出会いと共に僕の死体も転がってそうです。
2006.5.6--西武秩父へ行ってきた--
大型連休ゴールデンウィークでしかも晴れ渡るほどの青空とくれば
世のクソカップル共はこぞってレジャーへとお出かけになることと思います。 
ああ行けばいいじゃない。山やら田舎やらへ遊びに行って暗くなったら
星でも見ながら青姦でもしてればいいじゃない。
でもな、大型連休はお前らだけのものじゃないんだぞ!
童貞だってレジャーにいけるんだぞ!独りきりで戦えるんだぞ!! 

そんなわけで毎日の通勤電車で半ば幽体離脱してそうな顔で見ていた
「西武秩父 芝桜」の広告を思い出し、
独りでふらふらと西武秩父へといってまいりました。 

僕の最寄り駅から西武秩父までは電車で一時間ちょいという
案外短い時間でいけるようなので、朝10時の電車で向かいました。 
僕的には電車は空いてるんだろうなーとか思っていたのですが、
もうなんていうかアホみたいに込んでるのな。
何で休みの日にまで満員電車に乗らなきゃいけないんだって話ですよ。
家族連れとかカップルとか口から半分魂出てそうな爺さんばあさんとかが
もう酒池肉林の勢いで電車に乗ってるんですよ。
しかも独りきりで乗ってるのは見回す限り僕しかいないんですよ。
もうね、アホかと。お前ら独りでレジャーもできんのかと。
僕は独りでしかレジャーできないけどな。 
そんな拷問みたいな満員電車にゆられつつ西武秩父駅についたのはお昼12時半。 
あれぇ?確か時刻表サイトでは1時間20分くらいって書いてあったよねえ?
僕10時に電車乗ったよねえ? もうね、西武鉄道だけはホント腹立ちますわ。
僕がウルトラマンになったら怪獣と戦うどさくさに紛れて絶対会社踏み潰したるわ。
そのくらい悪質サービス。 

まあせっかくレジャーに来たのですから怒っていてもしょうがない。
観光するぞーと思い改札をくぐるのですが、うん、切符手渡し。
駅員さんに手渡しだった。田舎レベル高すぎですよ。トトロとか普通にそこらの
ベンチに座ってビールでも飲んでるんじゃねえかって勢いのレベルですよ。
そんな田舎レベルの高さにガクガクと膝をふるわせながら駅員さんに切符を渡して
改札をくぐり、とりあえず名所の芝桜を見にいくことに。 
どっちにいけばいいのかなーとか思いながら
駅前のロータリーを進んでいくと「芝桜↑」の看板が。 
こういう観光名所って地図とか持たなくても
人の流れと看板だけで名所を回れるからいいよね! 
人の流れと看板を見つつ名所『羊山公園 芝桜の丘』に到達。 
うん、なんだ、人多すぎ。
芝桜の数より人の数のほうが多いんじゃねえかって勢いで人多すぎ。 
屋台とか出てるもんだから皆そこらに座り込んで何か食ってるし、
夫婦で観光にきたっぽいおっさんなんかシート広げてタバコ吸いながら
ビールとかガバガバ飲んでたものな。
おっさんの周りにビールの空き缶5本くらい散らばってた。
明らかに飲みすぎ。お前帰れるのかと心配になったわ。 
なんだろう、ここはもう広告写真だけ見とけばいいかなって思いました。 
軽くへこみながらとりあえず駅に向かって歩いていると
鈴をりんりん鳴らしながらお遍路さんが歩いているんですよ。 
最初見たときパナウェーブ研究所の方かと思いましたけど。 
そういえば芝桜に来る途中に札所何番とか書いてあったなーと思い、
適当に札所をまわることにしました。 
札所を回る順番とか明らかにグダグダなんですが、
これは別に意識としては宗教的な意味合いを含んでないんだし
大丈夫だろと思い込んでまわりました。 
「○番札所→」とかの看板を頼りに歩いていくと、
ちょっと山を登ったところに神社があったり、
そこから見る景色が綺麗だったりで満足してました。
というか芝桜よりこっちのほうが全然よかった。 
そうこうするうちに時間が押してまいりましたので、
最後に羊山公園のハイキングコースをちょこっと歩いて帰ることにしました。 
羊山公園に舞い戻って「ハイキングコース→」とかの看板を見ながら
ザクザク進んで行きます。 
途中前方のやぶからもののけ姫の犬神様みたいな
バカでかい犬がガサッと出てきた時には腰が抜けそうになりました。
どうも近くにいたおっさんの飼い犬らしくて
「ほら、こっちだよ!」とか言われるとすぐさまそっちに走っていきましたけど。
首輪とかつけてなかったんで
「小僧!」とかいって喋りだしたらどうしようかと思いました。 
そんな感じでザクザクと進んでいったんですよ、ハイキングコースを。
でもね、なんかおかしいの。あきらかにハイキングじゃないコースに入ってるんですよ。
人も全然いなくて、道幅50cmくらいしかない山道を登っているんです。
でも見えてくる看板は「ハイキングコース←」とか能天気に表示してるんですけど、
その「←」の先が明らかに山道。これをハイキングとは呼ばないだろと。
お前は範馬勇次郎かと。 
さすがにこの先に進むとヤバイと生命の危機を感じたので、逃げかえってきました。 
ふらふらと駅付近まで帰ってきて、オナカが減ったので
独りミスタードーナッツとかしてきました。
店員さんに「お持ち帰りですか?」って聞かれたので「いえ」と答えたら
「うそーん」みたいな顔されました。男独りでミスドは異常ですかそうですか。 
朝からコーラしか飲んでない状況で登山の真似事みたいなことしてたので
もう気持ち悪い勢いでドーナッツを貪って帰りました。

そんな感じでダラダラ書いてしまいましたけど、芝桜以外は結構いい感じでした。

西武秩父の注意点としては 
●コンビニがない。(結構歩いて確認できただけで2店舗) 
●御飯食べる場所がない。 
●休憩できる場所がない。 
●カップルが多い。 
●ハイキングコースが実は山道だ。 

こんな感じです。お弁当と水筒持参でいくといいかもしれない。 
あとカップルはハイキングコースに騙されてしまえ! 


最近なんか普通の旅日記みたいなのばっかりで自分でちょっと鬱になる。

2006.5.2--横浜へ行ってきた--


よぉおおおおおひぃいいいいぃいいえんにゃぁあああにゃあああにゃにゃああああ