2007年4月日記
2007年4月28日
何度も言いますが、僕って価値がない人間なんですよ。何度も言いますが、モテイケメンの
知人に僕に会うたび「このカスが! 雑魚が!」といわれる程度の人間なんです。トコトン
卑小な人間でして、自分の意思すら発露できない。唯一まともにモノを話せる場なんてこの
WWWの片隅くらいのもの。人に「自己主張しろよ!」といわれるほどに主張もできない人
間。完璧に忠実な犬そのものですよ。ワンワン。きめぇ。
ホントね、1日3回は死にたくなるような人間なんです。ご飯食べるより回数多いよ。完璧
にオナニーより回数多い。ダメすぎる。

僕みたいな人間はね、ひっそりと部屋でエロアニメでも見てオナニーしてればいいと思うん
ですよ。淫獣学園とか見て、みこたんかわいいハァハァとか言ってればいいと思うんです。
金が溜まればオリエント工業でラブドールとか購入してればいいと思うんです。
人間身の程というものを知らなければいけない。僕みたいなチンカス人間が前田愛とピロー
トークしたいとか考えてはいけないと思うんです。長門は俺の嫁とか言っちゃいけないと思
うんです。身の程を知らなければいけない。

昔中学生の頃、エロ本の事しか考えてない時期がありました。紳士の方々は分かっていただ
けると思いますが、中学時代なんて考えることの4割はエロ本のことですからね。残り6割
はエロビデオですからね。
ただエロビデオは中学生にとってはいささか敷居が高いんですよ。今みたいにインターネッ
トでちょこちょこっと検索すればエロ動画見放題! なんてことは考えられなかった。ただ
ひたすらに友達の親父のコレクションから流出するのを待つか、エロビデオが捨てられてる
のを発見するという奇跡を待つかしかなかった。自分でどうにかするなんてのは、お店で買
うなり借りるなりするのは恥ずかしいし、何よりお金が掛かる。莫大な資金を投入してクソ
みたいな内容だったら自殺すら辞さない勢いでヘコんでしまう。そういったリスクが大きい
んです。

それにくらべてエロ本はビデオほど敷居は高くない。僕らは下校途中に町を徘徊して、独自
のルートでエロ本鉱山を確保。そこにいけば割合コンスタントにエロ本を発見できます。ビ
デオみたいにレアアイテムではなかった。
どうしてもニューアイテムが欲しいときには勇気を出してお店で買うことだってできます。
エロ漫画雑誌ならば数百円でゲットできますし、近所のおばはんがやっている商店ならば大
して恥ずかしい思いもせずにすむ。
中学時代、こうしたスキルの数々を駆使して僕らはエロ本や、極稀にエロビデオを愉しんで
いたんです。

だけど僕はどうしても満足できなかった。
エロ本への渇望は、渇きは、エロ本鉱山で発掘された使い古された本などでは癒されなかっ
た。近所の商店でのラインナップでは満足できなかったんです。

そこで僕は決心しました。
エロ本、エロビ専門店に行こう、と。豊富な品揃えの中からじっくりと良品を吟味してやろ
うと決心したんです。

意気込んで愛車(自転車)にまたがり、約30分疾走。以前からブックマークしていた国道
沿いにあるエロ専門店に向かいます。期待と興奮と恐れで胸を高鳴らせながらペダルを漕い
でいると意外と早く着いてしまい、なかなか覚悟が決まらず専門店周囲を回ること3周。
僕はエロ本を買うんだ! とびっきりエロいSM緊縛モノエロ本を買ってやるんだ! と己
を奮い立たせ、チンコも奮い立たせていざエロ専門店への自動ドアをオープン。

中に入るとそこはまさに桃源郷。なんていうか陳列棚が全部肌色。完膚なきまでに全裸。
おお、これが夢にまで見たエロのユートピアか。約束の地か。と、感動に打ち震えていたと
ころ、出入り口のすぐそばにレジカウンターがあるんですけど、そこのおばちゃんが一言。
「失礼ですが年齢確認させてもらっていいですかー」なんてすげぇダルそうな声でほざくん
ですよ。
まぁ、結果から言うと負けたよね。
年齢確認できるものなんて持ってないし、よしんば持ってたとしても確認させちゃダメだも
んね。ダメすぎる。

その時に思い知りましたね。物事、身の程を知らないとダメだと。
中学生の僕の身の程はエロ本鉱山の使い古された本か、近所の商店のラインナップから選択
する程度のものなんだと思い知りましたね。

ホントね、身の程って大事だと思う。
大事だと思うんだけど、これは正直どうかと思うよ。


以下抜粋
(頭部が寂しげな男性が携帯電話の待ちうけのアイドル画像を眺めつつ)
「あ〜、こんなアイドルと話してみたいなぁ」
「呼んだ?」
(画像のアイドルがウィンクし、携帯電話から飛び出してくる)
「うわっ」
「そんな夢を見る前に、テレホンヘアチェックへアクセス!」


全西東京市が泣いた。
どんだけやねんと。どんだけハゲに厳しいねんと。何か、ハゲの人は夢を見ることすら適わ
ないってのか。「髪生やしてから夢見ろよ身の程を知れよ」ってことですか。どんな煽りだ
よ。

身の程を知るのは確かに大事かもしれないけど、言って良いことといけないことがあるだろ。
エロ本買いに来た中学生に向かって「もう少しオトナになってからきなさいね(プゲラ)」
とか言っちゃダメだろババァ。どんな煽りやねんと。

今度帰郷したら絶対リベンジしてやんぜ。何も買わずに冷やかしてきてやんぜ。
身の程を知って大人になりましたよって報告してきてやんぜ。
2007年4月27日
僕は基本的に女性(ニョショウ)に縁が無い男なんですけれども、先日女性(ニョショウ)
と酒を酌み交わす機会がありました。

まあ彼女は女とはいえ、なんていうか軽くキチガってる方なんですね。
繁華街なんかを歩いていて、酔っ払って肩を組みながら歩いてる若い男性を見つけると興奮
しだして「ねぇ、あれってどっちが受けかな?」とかほざき出す方なんですよ。基本的にお
かしいじゃないですか。酔っ払って気分良くなって、仲の良い友達と肩を組んで歩くくらい
普通にありえるじゃないですか。もしかしたらその二人は今日限りしばらく会えない間柄か
もわからないじゃないですか。片方が転勤とか引越しとかで、遠くにいってしまうから今日
はテンション高めで遊んじゃうぞーってやつかもわからないじゃないですか。だけどそんな
事情はビタイチ視野に入れず「右の人が受けっぽいよね。誘い受けね誘い受け」とかほざき
出す。
そしてメガネを掛けている男性が大好物。「どんな男もメガネしてれば8割り増しに見える」
とか言ってますからね。増し過ぎだっつうの。つーことはあれですよ、普段メガネ掛けない
人がメガネ掛けた瞬間に惚れちゃう可能性すらありますからね。素のカトちゃんのギャグよ
りも、ハゲヅラチョビヒゲビン底メガネでギャグしたほうが面白いみたいな話ですからね。

こんな感じで軽くラリってらっしゃる、いわゆる腐女子という人種の方と酒を飲んでいたん
ですよ。
この方は酒の飲みっぷりも豪快でして、最初はまあ「かしすうーろん〜」とか言ってかわい
こぶってたんですけど、日本酒勧めたらすごいのな。ガッパンガッパンいくからね。完璧に
僕より飲んでた。「美少年! 美少年!」つってた。

でまあ、ガンガン飲んで僕もベロベロになってですね、「桃山ジロウの描くエロ漫画はや
べぇ」とか言ってたんですけど、ふとニョショウを見てみるとすげぇポーズしてんのな。

前のめりにテーブルに肘ついて、その手でおちょこもってそのおちょこを自分の頬に
くっつけてるんですよ。

これ文章だと上手く伝わらないかもしれないんですけど、完膚なきまでに酔っ払いのポーズ
取ってるんですよ。テレビなんかでやるような誇張気味な酔っ払いおっさんのポーズ取って
るんですよ。ちょっと今ポーズとって貰うと分かりやすいと思うんですけどね。
でもね、正直ね、なんか知らないけどドキッとしたよね。
そのニョショウは上記した通り軽くキチガッてる腐女子様で、お互い「お前だけは付き合う
とかねーよ」と言い合う感じなんですけど、正直ね、ドキッとしたよね。ポーズにドキッと
したよね。

そのあと彼女は完璧にツブれまして、テーブルに突っ伏してグダりだしちゃって「帰ろうぜ」
つって肩をゆすったら「てめぇ今マジで触るな」とか普段より3オクターブくらい低い声で
言われたりしたんですけどね。

その経験からこれはつかえると思ったんです。
こんなサイトを見ているニョショウはいないかもしれませんが、このワザはつかえる。
ちょっとイイナって思ってる男と飲んだとき、おもむろに「美少年! 美少年!」と連呼。
ガパンガパン飲みます。一升いく勢いで飲みます。
そしてお互いベロベロになってきた頃に、前のめりにテーブルに肘をついて、その手で
おちょこを持ってそのおちょこを自分の頬にくっつける。これ。
これで大体の男はベロベロですよ。いろんな意味でベロベロですよ。
最後にテーブルに突っ伏して、肩とか触られたら「てめぇ今マジで触るな」と3オクターブ
低い声で威嚇すれば完璧です。

そんな感じで今日はニョショウのモテるテクニックについて紹介いたしました。

さあ、モテテク「前のめりにテーブルに肘をついて、その手でおちょこを持ってそのおちょ
こを自分の頬にくっつける」をお試し遊ばせ♪
2007年4月26日
今気づいた驚愕の事実。
や、別にそんな驚愕でもないんだけどね。

僕が漫画大好きっていうのは以前日記にも書いたんですけど、今なんとなしに本棚を眺めて
いたんですよ。本棚っつってもダンボールを重ねただけの本棚なんですけどね。パソコンの
ディスプレイの台もダンボールなんですけどね。家のリビングに灯りもないんですけどね。
あれ? 僕貧乏なの? いやいや違う違う。お金が無いだけ。

そんなんどうでもいいんですけど、そのダンボールの本棚の漫画を眺めていたんですよ。
ラインナップは天上天下、バガボンド、ナルト、遠藤浩輝短編集、EDEN、ピルグリムイ
ェーガー、ヴィクトリーウェーブ(エロ本)、ぼくらの、なるたる……。

これらを眺めていたときに、一つの共通点に気づいたんです。

全部人死んでる。

天上天下、バガボンド、ナルトはメジャーどころですのでまあ省くとして、短編集、EDE
N、ピルグリムイェーガー、は色々死ぬんです。EDENなんてすごい死に方するからね。
男が頭を万力で固定されて、金玉切り取られて口に詰め込んで唇縫われそうになったときに
主人公に銃で撃ち殺されたりするからね。これが慈悲。
なるたるも酷い。小学生の女の子が化け物に捕まって、性器に化け物の長い指突っ込まれて
腹かっさばかれて上半身と下半身ちょん切られて死んだり。
ヴィクトリーウェーブに関しては作者が亡くなってる。ありえないありえない。好きな作家
だったのに。ご冥福をお祈りします。

「ぼくらの」はTVアニメ化もされてまして、今僕が一番楽しみにしてる漫画なんですけど、
これがすげぇの。主人公死ぬの。
てめぇ何ネタバレしてんだ死ねって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、まあ待て。時
に落ち着け。主人公ソッコーで死ぬから。第二話くらいで死ぬから。

ここがアニメの公式なんですけどね、一番前に立ってる男の子いるじゃない。なんかすごい
主人公然としてる男の子。この子最初に死ぬからね。
まあ公式に書いてある通りに、主人公が14人いて、巨大ロボットを操って地球を守るんで
すけど、操縦すると死ぬんですよ。でも操縦しないと地球が滅亡するんですよ。ありえない。
これがまたガチで泣けるんだ。ダイチの話なんて涙無しには語れないからね。「なんで今日
なんだ……」は名言だよ。うん、今コアな話した。

まあなんていうか、僕に全然利益のない宣伝なんですけど、皆さん機会があったら読んでみ
て下さい。ぼくらの。

しょうもない話した。死にたい。
2007年4月25日
てんぷら食いてぇー!

今、一番食べたいものっつったらダントツでてんぷら。
大葉とか、ナスとか、ピーマンとか、なんていうか野菜系のてんぷらがたらふく食べたい。
スーパーなんかで買ってきてもいいんですけど、いかんせん揚げたてが美味しいじゃないで
すか。こう、カラッとしてて、サクサクっとしてて、エロゲーのキャラみたいな感じでいい
じゃないですか。うん、僕元気ッ子が好きなんだ。皆が我先にと攻略するようなガチロリみ
たいなのじゃなくて、優等生なヒロイン格でもなくて、図書館で黙々と読書に耽るメガネキ
ャラでもなくて、カラッとしててサクサクッとしてるような元気ッ子が大好きなんです。
こういうキャラってのは大概主人公の友達として現れて、序盤では男友達と同じ様な付き合
い方をしているんですよ。「空手部では昇級したのにバストカップは昇級しないのな」
「うるっさいなー馬鹿貴之! 気にしてるんだからね!」ドスッ![SE:効果音・画面揺
れ]「ぐおっ、さすが空手部……」みたいな感じな付き合い方なんですけど、ある事件をき
っかけに友達から友達以上の関係に発展していくんですよ。(夕焼けの中、グラウンドを
一人で見つめている少女)「晶子……(空手少女ね)何してんだこんなとこで」「貴之……。
知ってるんでしょ? 私の足のこと……」「ああ、聞いたよ。骨折だってな」「まったく何
やってるんだって、自分でもイヤになるよ。大会間近だってのに、これじゃ出場すらできな
いよ。……ホント、何やってんだろ……」ボカッ![SE:効果音・画面揺れ]「痛っ! 何
すんのよ!」「そうそう、その元気だ。お前はそうやって元気なほうが似合ってるぜ」
「……! あ、当たり前でしょ! 私がいつ落ち込んだってのよ!」ドスッ![SE:効果
音・画面揺れ]「ぐはっ! 全然威力が衰えてねぇじゃねぇか……」みたいな事があってね、
この一件以来なんとなく貴之のことを意識しだす晶子。その想いはやがて確信にかわり……
みたいなのがね、大好物なんですよ。最初はカラッとしてたのに段々とカラッとしていられ
なくなってきちゃって、自分自身のことも分からなくなってきちゃって、貴之に伝えたいけ
ど伝えられないこの想いみたいな感じになっちゃって、セックスセックス! みたいな流れ
が大好きなんですよ。うん、気持ち悪いね。そう、そういうね、カラッとしてサクサクッと
したトンカツが大好きなんですよ。時間が経つとちょっとしんなりしちゃうトンカツに心底
萌える。トンカツが心底食べたいんです。揚げたてのトンカツが、サクサクッとしたトンカ
ツが食べたいんです。心底、食べたいんです。

トンカツ、食いてぇー!
2007年4月24日
『私のふとももの裏の陰毛』


見つかった。
俺は他の兄弟たちと顔を見合わせながらそう思った。
俺たちは異端だった。
普通であれば陰茎を守るために股関節周辺に生まれるのに、俺たちはふとももの裏に生まれ
た。周りの産毛たちからは「無駄に長いんだよ」「無駄に濃いんだよ」「無駄にちぢれてん
だよ」などと疎ましがられ、嫌われていた。

だけど俺たちは自由だった。
股関節に生まれれば、風呂に入るたびに抜かれそうになるのだ。あそこは生存競争が激しい
場所だ。他の兄弟たちはどうであれ、俺のような細い陰毛はすぐさま抜かれてしまうだろう。
だが、ふとももの裏は違う。
風呂のたびに抜かれる危険性も少ないし、なかなか気づきにくい場所なのだ。そんな最適な
環境の中、俺たち兄弟は仲良くすくすくと育っていった。

俺たち三兄弟の一番上は裕次郎。優しくて長くて黒々としている兄貴。俺たちは「ゆう兄ぃ」
と呼んで慕っている。三男には哲夫。まだまだ子供のくせに、生意気に一人前の気でいて、
すごくちぢれてる。でもそんなところが可愛いやつなんだ。あだ名は「テツ」だ。そして真
ん中に俺、健一がいる。兄弟の中で一番細いが黒々としてるんだ。みんなには「ケン」と呼
ばれている。

そして陰毛ではないけれど、俺たちのように長い毛が一本、寄り添うように生えている。
この毛の名前は美幸だ。「無駄に長いから」と産毛たちから村八分にされて以来、俺たちと
共に過ごしている。

陰毛でもなく、産毛でもない苦しさを背負っているためか、時折すごく悲しそうな目で尻の
ほうを見つめている。俺はそんな美幸の苦しさを少しでも肩代わりしてやりたいが、彼女の
触れたら消えてしまいそうな色の薄さがそれをさせてくれない。

でも、俺たち三兄弟と美幸は仲良く幸せにくらしていたんだ。
ふとももの裏を見られるまでは。


最初に抜かれたのはゆう兄ぃだった。
長くて黒々としているゆう兄ぃは目につきやすく、また抜きやすかったのだろう。俺たちは
叫んだ。ただ、叫ぶことしか出来なかった。ゆう兄ぃの断末魔は「次に会うときは尻穴で」
だった。

次はテツが抜かれた。
あいつはちぢれが酷かったから目に付きやすかったみたいだ。そのちぢれがかわいいのに。
テツは泣き叫び、俺と美幸に助けを求めながら抜かれていった。毛根ごとだった。

そしてついに俺のほうに毛抜きが向けられた。
覚悟はしていたんだ。彼岸にはゆう兄ぃやテツがいる。怖くは無い。
毛抜きが俺を捉える――

「ダメぇっ!」

――瞬間、あろうことか美幸が身を挺して毛抜きに捉えられた。
「み、美幸!? 何やってるんだ! 逃げろ! 違う! そいつは違うんだ、陰毛じゃない
んだー!」
「ケンちゃん、いいの。私みんなに会えて良かった。『お前なんて産毛じゃない。無駄に長
い。あっちへ行け』そういわれて嫌われてた私を、みんなは許してくれた。『長さなんて俺
の方が長いじゃねえか』って、ケンちゃん言ってくれたよね。私、嬉しかったんだ。産毛界
みたいに、無駄に、無駄にって言わない生き方を教えてくれたのはケンちゃんたちだったん
だよ……」
「何言ってんだ! お前はこれから幸せにならなきゃいけない毛なんだよ! 今まで辛いこ
とばっかりだったじゃねえか! こんな辺境の地で生まれて、産毛に迫害されて、でも陰毛
にもなれないって悩んでたじゃねえか! 俺たちだって、お前がいたからいつも笑ってられ
たんだ。いつもちぢれていられたんだ! お前のおかげで今までやってこれたんだよ! お
前はこんなところで抜かれるような毛じゃねぇんだよぉ!!」
俺が叫ぶと、美幸は儚げに笑った。
「いいの。だって私、ケンちゃんたちがいない世界なんて興味ないん――」

ブツリ。

「みゆきいぃぃー!!」


数秒後、そこには綺麗なふとももの裏があった。
まるで消しゴムで全てを消したかの様に、綺麗なふとももの裏が……。
2007年4月23日
僕ね、思うんです。最近。活かしきれてねーなって思うんです。

いろいろね、あると思うのよ。例えばスポーツ。
昔漫画のはじめの一歩を読んだんですよ。一歩の所属する鴨川ジムに、鷹村さんっていうす
ごい強い人がいるんですね。この人は世界王者の座をかけてブライアン・ホークってやつと
闘うんですけど、苦戦を強いられて、危うくKOされそうになるんです。そのときにセコン
ドに付いていた会長は、ボロボロになってコーナーに帰ってきた鷹村に対して何も言うこと
ができない。「才能や体格は五分。これで負けるということはセコンドの差。つまりワシの
力量不足ということじゃ……!」と自分を責めるんです。

こういうのあると思うんです。すごく歯がゆいと思う。そのものの本質的な資質を活かしき
る技量が自分に無い、というのはすごく悔しいと思うんです。わかる。わかるよ会長。
まあ結果言うと鷹村さん勝ったんですけどね。

最近パソコンを始めたおじいちゃんに「年賀状の画像処理してね」なんつってフォトショッ
プとか渡しても全然活かせないじゃないですか。まずパソコンの電源ボタンがどこにあるか
すらわからないからね。こういうのは見ててすごい歯がゆい。

僕もね、最近歯がゆい思いをしたんですよ。
僕は食に関しては安く大量に食べたい派ですので、たまにホットケーキを買うんです。意外
と腹持ちがよくていいんですよね。
腹持ちがよくて栄養があるのはいいんですけど、いかんせん僕は面倒くさがりなんです。
料理は好きなんですけど、面倒くさがりなんです。
だからね、ホットケーキは一度に一袋使い切って、全部焼いてしまうんですよ。大体16枚
前後ですが、全て焼ききって、冷凍庫に保管しておくんです。

まあ焼きたてはおいしいじゃないですか。言ってみればこれは資質を全て活かしきったホッ
トケーキなんですよ。でもね、冷凍保存して、電子レンジで回答したホットケーキって、な
んていうの、濡れせんべいみたいになってるんですよ。もちゃっ、にちゃっ、みたいになっ
てるんですよ。ふわふわ感ゼロ。10年間使ったバスタオルみたいになってるの。

そのホットケーキを食べるときってやっぱり歯がゆいですよね。悔しいですよね。
ごめんな、お前の資質を活かしきれなくてごめんな。濡れせんべいにしちゃってごめんなっ
て思うんです。

そして多分僕は『僕』っていう人間すら活かしきれてないと思うんです。
って書こうと思ったけどいやいや僕なんてこの程度の人間だなって思い直して書くのをやめ
ようと思いました。

こういう思考だから何事も活かしきれねーんだな、うん。
2007年4月22日
今日ね、馬を見たんです。

なんか横浜の方でフェスティバルが開催されていてですね、その品目の一つに、競馬場が近
いこともあってか『子馬と一緒に写真を撮ろう!』みたいな催し物があったんですよ。
正直競馬場が近いからって子馬と何の関係があるんだっつー話なんですけどね。
ほら、僕ギャンブルってカンペキにやらないんですよ。パチンコもしない、競馬もしない、
麻雀はあの白いやつと東とかのやつを集める役しかわからない。競輪も競艇もやらない。
ドラクエなんかでもカジノはビタイチやらないというカンペキっプリ。

そんな僕がね、競馬場が近いからって子馬を見せられても全然なんでもないんですよ。
全然興味が無いんです。
競馬ってアレでしょ? やれケツの筋肉の付き方がどうだとか、毛艶がいいだの悪いだの、
あいつ今日は興奮してるなだの、女を買うような目つきと口ぶりで馬を品評するところから
始まるんでしょ?

いやいや、僕そんなんようしないですもん。
おっパブですらためらってしまう僕がそんないやらしい目つき口ぶりを公然とさらけ出すな
んてようしないですもん。

チラッ。

と見てみたんです。
したらすげぇの。馬。すげぇ馬なんだけどね、子馬なんだけどね、JRAのお兄さんに手綱
とってもらってるんだけどね、すんげぇ悲しそうな目をしてるの。「ヒヒン」みたいな目を
してるの。

あんな目で写真写っちゃダメだって。
知らない人が見たら馬虐待写真みたいになっちゃってるから。動物保護団体が最終コーナー
曲がった直線を後方からすごい勢いで追い上げてくるミドリマキバオーみたいな感じで怒り
出すから。ダメダメ。

そんな目されたら僕の方が泣きたくなる。ヒヒンいいたくなる。お前に単発で賭けてやりた
くなる。

動物の目って卑怯だよね。
2007年4月21日
――飲み屋にて。

「ああそうだ、これお土産」

俺はそういって差し出されたディズニーの袋を受け取った。

「何? ディズニーランド行ってきたんだ? 何だかんだでよく行ってるね」
「うん、だってディズニー面白いもん。友達と二人で行ってきたのよ」
「へー、中身何? ……ウホッ、ミッキーパンツっすか」
「勝負パンツ勝負パンツ。それはいて写真提出な」
「写真提出はいいけど、勝負の対象年齢低いなおい。多分これ俺が持ってるパンツの中で
一番高級な下着になるぜ」
「普段の下着は無印良品か」
「ちげぇよユニクロだよ」
「さらに安いものっすか」
「ユニクロのお手軽さはガチ」
「あ、あと山梨行ったときのお土産もその中に入ってるから」
「え? パンツしか入ってないよ」
「入ってる入ってる。何かはパンツはいてみてからのお楽しみ」
「なんだそれ。意味わかんねー」

そんなことを話しながら終電間際まで飲み、その飲み代を円単位まで割り勘して帰路に着い
た。

酔いも回りいい気分で最寄り駅に着き、途中コンビニでうまい棒を3本買って家に戻った。
家に着くなり俺は素っ裸になって風呂場に行き、タッキー&翼の『夢物語』をフリつきで熱
唱しながら熱いシャワーを浴びる。
そして気分良く風呂場を出ると、フリチンのままお土産でもらったミッキーパンツを開封し
た。あいつは山梨に行ったときのお土産も入っていると言っていたが、どうみてもパンツし
か入ってない。

――パンツはいてからのお楽しみ。

パンツをはけば何かわかるってのか。そんなバカな。
いくら夢の国だからって、パンツはいたら山梨のお土産が現れるなんてありえないだろう。
そうは思いながらもとりあえずフリチンのままではイカンと、パンツをはいてみることにし
た。

シュッ、シュパッ、シュルルルッ。

俺が酔っているせいか、部屋に響き渡る衣擦れの音が妙になまめかしく聞こえる。
……うん、フィット感は素晴らしい。ジャストサイズ。特に普通のパンツと変わらない。
なんて、何を期待してるんだ俺は。本当に何かが起こるとでも? 俺もあいつも酔ってたか
らな、くだらなすぎる冗談だ。

よし、お気に入りサイト巡回でもして寝よう。
俺はいつものようにパソコンを立ち上げ、ブラウザを立ち上げる。そしていつものように二
次元エロ画像を堪能する。水銀燈かわいいよ水銀燈。俺の水銀燈。だが今日は真紅でヌこう。
またいつものようにパンツから俺のローゼンメイデンを取り出そうとしたときに違和感に気
づいた。

……なんだこれは。いや、俺の息子に違いないんだが、デカイ。デカイというか、これは…
あ…おあああぉー!!!


うう…こ、これは信玄もち。山梨名物信玄もちじゃねぇか。 なるほど、あいつが言っていたのはこういうことか。パンツをはいてから楽しもうとすると 信玄もちが出てくるってことだったのか。夢物語みたいだ。 でも嬉しいぜ、俺は甘党なんだ! 俺はきなこのクレヴァスにとろとろの蜜を流し込み、楊枝でいじくり信玄もちを堪能しなが ら絶頂に達したのだった。
2007年4月20日
損を、している。


僕、漫画が大好きなんですよ。
そりゃあ週刊誌から月刊誌全てをチェックしてるようなコアマガジンな感じではありません。
基本雑誌派ではなく単行本派です。というか漫画雑誌ってエロ漫画しか買ったことねぇ。
基本的には単行本でズバッと読みたい。

そんな単行本派漫画好きの僕ですが、友達の家に行ったときの楽しみの一つに、その友達の
持っているマンガを読むというものがあります。
ていうかもう基本的に友達の家に行くときなんてのは、この歳になると安く飲みに行くため
みたいなところがあるじゃないですか。もうガッパガッパと酒を浴びるように飲み、皆でマ
リオカートで盛り上がり、朝方になればそこらへんで惨殺死体のような様相を呈して雑魚寝。
これが基本じゃないですか。
そこでふと自分だけが先に目覚めてしまったとき。他の人たちは死んだような目をして死ん
だように眠っているので、ていうかほんとに息してる? って勢いで寝てるので、自分独り
で暇を潰すしかない。そんなときの楽しみが友人宅の漫画。

自分と趣味が違ったりするとまたいいですね。自分では絶対に買わないような漫画を読み放
題。意外と面白い漫画を発掘したりできるわけです。

そこでね、この間デスノートを読んだんですよ。
ええ、完膚なきまでに今更感があるんですけど、読んだんですよ。
なるほど、これがデスノートか。リュークきめぇ。ミサミサのエロさは異常。とかそんなこ
とを考えながら読んでいたんですけど、この友人宅のデスノート、5巻で途切れてるんです
よ。いやいやおかしいおかしい。全部あるはずだと家宅捜索を慣行した結果、発見しました
よ、最終巻を。

え、なんで? なんで最終巻があってその間が無いの?

あるはずだ、絶対にあるはずだと尚も家宅捜索をするも、結局見つからずじまい。
1〜5巻、12巻という意味のわからない状態に。この時点でね、すごい葛藤があったんで
すよ。正直デスノートの続きは気になる。すごく気になるけど、最終巻だけ先に読んじゃ意
味がない。楽しさが半減なんてものじゃないだろう。
だけど続きが知りたい。スゲェ知りたい。というかミサミサのエロシーンは今後あるのかど
うか、そこだけでも知りたい。

もういてもたってもいられず、手を伸ばしてしまいました。最終巻に。
うん、なんていうか、全然意味がわからなかったよね。ライトの顔つきがワルすぎるとしか
言えないよね。

もうね、完璧に損してるんですよ。
他のデスノートを読んだ人間より、確実に人生損してるんですよ。
例えば酒が飲めない人は飲める人より人生を損しているとかいいますけどね、それと同じ事
ですよ。

だって皆は僕よりもデスノート分人生を楽しんでいるわけでしょ。僕よりも確実に楽しんで
るわけでしょ。僕は確実にその人たち分の、デスノート分の人生を損しているんですよ。
よしんばまだデスノートを読んでない人よりも損してるわけですよ。だってこの人たちは
『デスノートを楽しむ』という未来の可能性をもっているわけですからね。

それに対して僕は前半部分と結末だけ中途半端に知ってる。もう最終巻を読む前の僕には戻
れない。あの頃の二人には戻れない。

完璧に損してる。

チクショウ。ミサミサはどうなったんだ。僕のミサミサ。「おしっこ見せてあげる」とかい
う台詞を少年誌で言い放つミサミサ。ミサミサアアァァァァ!!サーーーーー!!!
2007年4月19日
「俺は厳しいが公平だ。アニヲタ、ゲーヲタ、エロゲヲタを、俺は見下さん。
 お前らクズ共は――全て平等に価値が無い!!」


僕にも価値がありません。サイトをご覧の紳士淑女の皆様こんばんは。
昔好きになった女の子が「自分の生きる意味や価値がわからないから、わかるまで生きてみ
ようと思うの」と言っていたのを思い出しました。エ、エエエエロゲキャラじゃないヨ!!

いやね、言っても僕って無価値な人間ですわ。週に21回以上のオナニーをこなす男ですわ。
好きなエロゲーはレイプレイですわ。普通免許取った次の日に原付で一方通行に入っちゃっ
て捕まりますわ。チンコの長さはバージニアスリムですわ。映画フランダースの犬のOPで
既にガチ泣きしますわ。こういうのをあげていけばキリがないですわ。

僕ってね、人に誇れるものが無いんですよ。これだけは人に負けないぞっていうものがない。
勉強もダメ、スポーツもダメ、容姿もダメ、特技もダメ、文章もダメ、性癖もダメ、ダメ、
ダメ、ジリジリ。本当もう鼻からコカインですよ。ヘソが茶を沸かすわ。

そんなことを考えながらね、時に落ち着け、コーヒーでも飲もう、そう思ってコーヒーを淹
れることにしたんです。ここで価値のある人間、人に誇れるものを持っている人間ならば
「ブラックで」とかほざくんでしょうけど、僕はミルクと砂糖を入れるようなお子様ですわ。
とりあえずインスタントコーヒーをマグカップに入れ、お湯を注ぎ、ミルクを適量、砂糖を
適量入れたんです。とりあえず落ち着こうと。甘いものを摂取して落ち着こうと思ってひと
くちコーヒーを飲んだんです。

にがっ

僕の家にはスティックシュガーなんてシャレたものは一切無いので、普通に調理用の砂糖を
使ったんですよ。で、適量ゆうても小さじ一杯くらい入れたんです。そこそこの量のはず。
それなのに全然苦い。どういうことやねんともう一度小さじ一杯の砂糖を投入。

にがっ

もうね、ここらへんからしゃくれ出しますよね。アゴがしゃくれだしますよね。
なんなんですかと問いただしたい。砂糖コラと問いただしたい。お前の存在意義はなんやね
ん。しょっぱいことか? 塩と間違えられることか? モダンな大人の雰囲気を醸し出すこ
とか?

違うだろうと。甘さでしょうと。聡明なる読者諸氏が砂糖に何を求めているのか知りません
が、少なくとも僕は砂糖に甘さを求めているんです。アツアツカップルのピロートークのよ
うな甘さを求めているんですよ。若かりしあの頃のモラトリアムのような甘さを求めている
んですよ。今時キセルが出来てしまう駅改札のような甘さを求めているんですよ。

それが何ですか。小さじ2杯も入れたにもかかわらずこの苦さは何ですか。もう小さじ2杯
っていうか大さじ1杯じゃねーか。ふざけんな。そんな苦さなんていらねーんだよ。ごめん
ねーエヘヘとはにかみながら謝られれば自分はキープだとわかっていながら相手の女に惚れ
てしまったが故にどんなことでも許してしまう男の心境のような苦さなんていらねーんだよ。

そんなことを考え、しゃくれながら苦いコーヒーを飲んでいました。
そしたらただ単にカップの底のほうに砂糖が溜まってただけで、後半めちゃ甘かったです。

僕の人生も、今は苦さばかりだとしても、いつかは甘さにたどり着けるといいなぁなんて思
いました。


「何良いこと言いましたみたいに締めてんだ」という皆さんの苦笑いが目に浮かびます。
2007年4月18日
有名になりたい。皆に見てもらいたい。

HPやブログを始める方々は誰しも必ずこの思いを持っていることでしょう。かく言う僕だ
ってその思いは持っています。読者がきてくれれればきてくれるだけ嬉しい。

だけど皆に見てもらうためにはいくつかの条件をクリアしなければなりません。
ひとつ、面白い記事を書く。
ひとつ、更新頻度を維持する。
ひとつ、宣伝をする。
ひとつ、固定客を作る。
この四つが重要な条件になると思います。

ちょっとね、思い返してみたんです。過去の記事なんかを見て、コーヒーすすりながら煙草
吸って、風呂入って一晩寝て起きてみたんです。

あれ……? 一つも満たしてなくねぇ?

まず一にも二にも大事な『面白い記事を書く』
こんなもんできるわけねぇだろうが。
大体が「SAW3借りてこようか」「そう?」とか言ってる時点で終わってる。「まだ始ま
ってもいねぇよ」なんて口が裂けてもいえないレベルで終わってる。

次、『更新頻度を維持する』
これも完璧に出来てないからね。しょこたんなんて日に下手すると十数回とか更新してるん
だろ? それに比べて僕なんて平気で一週間放置するからね。更新しようとして何故かバガ
ボンド読みふけってるからね。「武蔵の顔が段々ただのおっさんになってきてる」とか言っ
てるからね。全然ダメ。

次、『宣伝する』
うん、ビタイチしてねぇ。
僕って大体がネガティブなんで自己アピールがすんげぇ苦手なんですよ。自分の短所ならい
くらでも出てくるんですけど、長所なんてビタイチでてこない。『何事にも慎重に、真摯に
取り組み、まわりと協力して作業を進めることができます』なんて、裏を返せば『マイナス
思考でなかなか先に進めなくて、周りの人と喋るのが苦手なので「作業」をする仕事がいい
です!』って言ってますからね。無理無理。自分を良く見せるとか無理無理。

次、『固定客を作る』
全然無理。
というか、まずいままでの条件からして固定客が付く要素がないんですけど。ブログみたい
にコメント欄だってないから馴れ合いすら出来ない。むしろこういうところでの馴れ合い自
体があんまり好きじゃない。リアルで友達が少ないのにこんなところで馴れ合えるわけがな
い。
昔からそうでしたからね。小学校時代の通信簿の連絡欄なんて「おとなしい子で〜」とか書
かれてましたからね。裏を返せば友達がいない子じゃねえか。友達も少ないし、親友と呼べ
る人間なんて両手の小指の数もいねぇよ。

こんな僕なんですけど、やっぱり皆に見てもらいたいという思いは持っています。
でも条件はビタイチ揃ってない。これはいけない。
ということでとりあえず僕が一番実行できそうな条件をやってみようと思います。

『更新頻度を維持する』

これ。

え、まって、ちょう普通じゃん。HP持ちとかブロガーにとってあたりまえのことじゃん。
でもね、当たり前のようでこれが一番難しい。だって今この文章書きながら既にバガボンド
読んでるからね。「武蔵の髪の毛がもずくみてぇになってんだけど」とか思いながら読んで
るからね。
でも頑張る。ちょう頑張る。負のパワーで頑張る。欝日記更新頑張る。

あれ? 頑張っちゃダメなんじゃね?
2007年4月17日
母さん、童貞を卒業しました。

玄人さん相手じゃないよ。素人だよ。
援交じゃないよ。美人局が怖いよ。

童貞を売りにしていたこのサイトも晴れて童貞ネタを一切使用できなくなり、ただのマイナ
ス思考ネガティブ厨二病メガネサイトに成り下がりました。
彼女が出来ても僕は相変わらずカスのままですが、今日はこんな僕がお前らに一つ物申した
い。こう、バシッと叩き付けたい。

僕はカスだ。だけど童貞を騙る奴はもっとカスだ!

なんなんですかね、あの「俺も童貞。1年くらい童貞」とかいうカス野郎は。どんだけのカ
スなんだと。ホントもう前頭葉のあたりをクチュクチュしてやりたいくらい腹立つ。
「俺も童貞に戻りたいなぁ」なんかは分かるんです。理解できるんですよ。

童貞ってのは夢を見ることが出来るんです。
「セックスってどんだけ気持ちいいのかなぁ。きっとノドから手が出てくるほどだぜ!」
「女性器ってすごいんだぜ。中からエイリアンみたいな小っちゃい口がでてくるんだぜ!」
「カズノコ天井が! ミミズ百匹がああぁっ!」
こういった夢を見ることができる。
夢を見るということは希望があるということであり、即ち生きる力があるということなんで
す。

冒険家とかすごいじゃないですか。夢と希望に満ち溢れてるじゃないですか。
世界中の誰も知らないところに行って、新発見をする。ロマンが溢れているじゃないですか。
「ネッシーが! ネッシーが!」とか「チュパカブラ! チュパカブラ!」とか言ってるじ
ゃないですか。若干溢れすぎて頭から大事な何かを流してしまった人みたいになってますけ
ど、素晴らしく元気じゃないですか。

子供達だってそうじゃないですか。夢や希望に満ち溢れていて、大人の僕らが追いつけない
ほど公園なんかを元気いっぱいに駆け回っている。「うんこ! うんこ! ちんちん!」と
か言って、素晴らしく元気じゃないですか。

非童貞というのは、そういった夢や希望が現実に変わったということなんです。
「俺も童貞に戻りたい」というのは、もう一度夢や希望を見ていたあの頃に戻りたいという
ことなんです。
そういうのは分かる。理解できる。
だけど何なんですか。「俺1年くらい童貞」って何なんですか。
何か、お前は乳幼児かと。生まれて1年で言葉覚えてパソコン覚えて書き込みするほどにな
ったのかと。どんだけのIQやねん。学校何年飛び級やねんと。
そんなもんケーキを出されて自分だけ先に食べちゃって、皆がまだ食べてないのを見て
「俺2分前に食べたからもう一回ケーキ出せ」って言ってるようなもんですよ。志村けんの
年寄りのコントですよ。「飯ぁまだかい?」のコントですよ。うん、よくわからん。

よくわからんけど腹立つな。
まってまって、童貞騙りってヒデェから。陵遅刑とかになるべき奴だから。
このムカつきは何て表現したらいいのかな。

例えばあなたがマラソンをしていたとするじゃないですか。高校時代とかってマラソン大会
憂鬱だったじゃないですか。あー、ダルいな、もうイヤだなと思っているときに、ポイント
ポイントで教師が立ってるじゃないですか。それで鬱陶しい感じで「がんばれー」とかほざ
きやがるじゃないですか。ああいう感じのムカつきだよね。

ああチクショウ。書いててまた腹立ってきた。
ホントにね、童貞騙りは死ぬべき。腹を切って死ぬべき。


まあね、こういう脱童貞報告なんかはね、僕は別にしなくてもいいんじゃないかと思っては
いたんです。童貞を捨てたら、もう童貞ネタは使わない。そういうスタンスでいればいいん
じゃないのかなと思っていたんです。一応プロフィールなんかは変更して、それでいいんじ
ゃないのかなと思っていたんです。

だけどこのたび、童貞諸氏及び皆様への混乱を防ぐためにこうして日記にて報告をさせてい
ただきました。
たいした混乱もないだろうけどな。僕がメダパニ唱えても皆掛からないだろうけどな。

僕は童貞騙りにはなりたくない。その一心で本日の日記を書きました。
童貞騙りは死ぬべき。陵遅刑。
2007年4月13日
「レンタル屋でSAW3でも借りてこようかな」
「あ、そう?」

……笑えよ。


こんなことをしたり顔でホームページに記述するメガネは死んだほうがいいと思う今日この
頃皆様いかがお過ごしですか。え、そうですか。人生楽しいですか。死ねよ。

本当僕のカスっぷりときたらすごいものでして、知人のモテイケメンなんぞは僕に会うたび
「このカスが。カスメガネが」と全くの真実を突きつけてくるほど。正直それに乗る元気も
ない。「そんなことねーよ!」とかで話広げる元気もない。「はい。そうです。その通りで
す。僕は2連続ドタキャンされるしチンコの長さがバージニアスリムもしくはパーラメント
のカス野郎です」としか言えない。

これね、「そんなことないよ。たくろうはカスなんかじゃないよ」って言ってもらうための
伏線でもなんでもないですからね。そんなことを言う輩は逆に喧嘩売ってんのかって思うか
らね。てめーに俺の何が分かるんだ、チンコの長さがバージニアスリムの中二病だってこと
だけじゃねえかクソがと言ってやりたい。それだけわかれば十分だと思うけど言ってやりた
い。

これがそこそこの規模のブログであればですね、それはもうコメント欄が酒池肉林の様相を
呈すことでしょう。乳なのか顔なのかわからないような女が「何かあったのかな? 私の乳
でよければ顔をうずめて悩みを吐露してみて」とか、もしくはブロガーが女なら、肌水みた
いなチンコ丸出しの男が「俺でよければ話を聞くよ。何でも相談してくれよ」みたいな、ク
ソみたいなコメントの嵐になることでしょう。

だけど僕のような弱小もいいところ、2年もテキストサイトやっててPVで1万いかないよ
うなカスサイトではそんなもんはビタイチこないわけ。
「じゃあ死ねよ(プゲラ」とか「あれあれ? まだ生きてるんですか? 二酸化炭素削減に
協力してくだしあ><」とか、そんなメールすらこないわけ。ビタイチ。こないわけ。
馴れ合いなんてクソくらえだ。ボケが。

正直こんな文章は読む価値がないわけよ。
だって書いてる本人がカスで価値がないわけだからそんな人間が生産する文章にも等しく価
値がないわけ。価値が無いのに何で書いてるのかっていったら僕というカス人間が七日間放
置された生ゴミのような悪臭を放つ自分自身を見つめるために書いてるわけ。それをWWW
に公開して「どうですかこの生ゴミ。酷いでしょう。汚いでしょう。臭いでしょう。人間こ
うはなりたくないですね」と言っているわけ。『驚愕! ゴミ屋敷!』なんかと同義なわけ。
だからあなたたちは僕というカスを見下ろして「よかった、まだ下がいる。こうはなりたく
ないから頑張ろう」と思えばいいと思います。高速道路わきに打ち捨てられた動物の轢死体
を見るような目で見ればいいと思います。「うぜー日記書くなこいつ。マジきめぇ」と、静
かに右上の×ボタンをクリックすればいいと思います。

こんな感じで淡々と更新をしていきたいと思った24の春。
死にたいからレンタル屋でもののけ姫でも借りてこようかな。
2007年4月12日
そんなこんなで先日無事24回目の誕生日を迎えることができました。
今まで誕生日ってのは独りきりで過ごすものだと思っていたんですけど、何ですか、アレっ
て間違ってたんですか?
なんか青空バーベキュー大会とか開催していただいたんですけど。真昼間から酒や肉やの大
宴会とか開催していただいたんですけど。ピーマンとかアミの上に丸ごと置かれてたんです
けど。人んちの犬とかむちゃくちゃかわいかったんですけど。
なんかサイト経由でメールもバシバシいただいて、どうみてもバースディです。本当にあり
がとうございました。

去年とか悲惨でしたからね。たった独りのバースディ。
独りで新宿とか行って、自分で自分の誕生日プレゼントとか買ってたからね。
「ほら、前からほしがってたジッポだよ」
「わあ、嬉しい! ありがとう!」
「ハッピーバースディ、たくろう」
とかやって死にたくなってましたからね。よしんば山手線を赤く染めてやろうかと思いまし
たからね。ホント価値がねえ人間だなおい。

誕生日前日ドタキャン連続で荒んだ心も、バーベキューパーティーでいくらか和みました。
主に人んちの犬によって和みました。なんだあのゴールデンレトリバー。かわいすぎる。舐
めんなって。顔舐めんなってこいつかわいいなこのやろう。

人間なんて信じられないですからね。いつなんどき裏切るか知れない。いつドタキャンかま
すかわかったものじゃない。でも動物は裏切らないものな。パトラッシュとかハンパないよ。
最後らへんなんて思い出すだけで泣けてくる。
おじいさんが亡くなって、絵画コンクールも落選。さらに放火の濡れ衣まで着せられて住む
ところも希望も無くなったネロが吹雪の中アロアの家にやってくるんです。

「これ……落ちてたんだ。コゼツ(アロアのお父さん)のものじゃないかって思って……」
「これは! 探していたお金じゃないか!」
「ネロ、パトラッシュ、寒かったでしょう。さあ家に入って」
「ほら、お入りパトラッシュ。暖炉の近くにおいでなさい」
(暖炉の近くに座り、出されたミルクを舐めるパトラッシュ)
「さあネロも、入って」
「アロア……パトラッシュのことは好き?」
「……? ええ、大好きよ。さあ、早くネロも家に入って」
「パトラッシュはすごくいい子なんだ。アロア、パトラッシュをよろしくね」
(吹雪の中に帰っていくネロ)
「ネロ? どこにいくの? ネロ!」
(その声を聞いて、はじかれるようにネロの後を追うパトラッシュ)
「パトラッシュ!!」
「アロア! 凄い吹雪だ! 行ってはいけない!」
「離して! ネロが! パトラッシュが!」


もうガチ泣きですよ。
今現在ガチ泣きですよ。
人間なんてこんなもんですよ。祖父を無くして悲嘆する幼子に対して、家賃を払えないから
と追い出すわ、放火の濡れ衣着せるわ。人間なんてそんなもんですよ。

こんなもん見てしまえばそりゃ人んちのゴールデンレトリバーに愛着がわくわ。撫で回した
くなるわ。ルーベンスの絵見たくなるわ。


ただ、成長したアロアのかわいさだけはガチ。
2007年4月7日
冷凍庫に2`の豚肉があります。どうも、たくろうです。
先日、読者の方にこんな手厳しいご意見をいただきました。

「最近のお前の日記にはキレがない。昔のお前にはもっと世間に対する憎悪みたいなものが
あった。今はそれがない。丸くなってんじゃねーぞ」

「最近の日記はつまらない。いや、マジで。つまんなすぎ。見る気しない。死ね」

確かに最近の僕は丸くなったのかもしれません。
試しに過去の日記を読み返してみたところ、すんごい痛々しいのな。
嫉み、自虐、憎悪、絶望……。そういったものに満ち満ちていて、だけどどこか光るものが
あったのかもしれません。どういう意味にせよ、「コイツアブねーな」と思わせるものがあ
ったのかもしれません。いや、あるわ。自分で見てて痛々しいもん。アブナいもん。できれ
ば友達になりたくねーもの。
僕はいつのまにか安寧という名の泥沼に、憎悪の牙を落としていたかもしれません。
友達とか、日常とか、そういうものにどっぷり浸かりきっていたかもしれません。

だけど今日の僕は違います。
今かなり憎悪剥き出しだからね。今、てめーら全員死ねよって思ってるからね。

昨日のことなんですけどね、酒を飲みましょうという話があったんですよ。友達と二人で。
その場所っていうのが、僕の家から急行電車で20分くらいの場所なんです。で、友達はそ
の場所が最寄り駅の奴なんです。
この約束っていうのは大体1週間前くらいから約束していたものなんですけど、「もしかし
たら当日になって会社の飲み会が入るかもしれない」と友達が言っていたんです。
で、当日になって案の定会社の飲み会が入ってしまい、これは出席せざるを得ないというこ
となんですけど、終電には帰るとの話だったんですよ。
僕もまあじゃあ終電まで待つかということで、その街をプラプラしていたんですね。約2時
間。で、終電の時間になり「今から○○駅出る。あと10分で着くわ」との連絡が入ったん
です。この時点で「ああ、じゃあ飲めるんだな」と朝まで飲むことが確定して、僕も自分の
終電のことはサッパリ忘れたんです。

だけどね、おかしいんですよ。
そこから10分どころか30分以上経っても全然来る気配が無い。
どうしたのかなとメールを送ってみたところ「ごめん、まだ○○駅」。
エッー!? おかしおかしい。もう電車動いてないじゃねえか。10分で着くところを30
分以上も掛かってまだ駅からすら出てないっておのぼりさんか。
僕もあわてて「え? どういこと?」とメール。
すると「行くは行くよ。ただ、今二次会。そういうこと」との答。

いやいやいや。彼の会社はなかなかキチガってまして、平日なのに朝の4時5時まで5次会
とかをやる会社らしいんですよ。そんなもん事実上朝にならないと帰ってこない宣言と同じ
じゃないですか。
僕もね、流石に彼もそこまで鬼畜じゃないだろう。流石にこれはシャレだろうと思い「え?
シャレだよね? 釣りなんだよね?」とメールしてみたところ、返信なし。

時間にして深夜1時。いくら見知った街とはいえ、たった独りで夜を明かさなくなったので
す。このときはホント酷かった。キャバクラの兄ちゃんに5,6回呼び込みされるわ、浮浪
者のおっさんにタバコくれよ的なこと言われるわ、寒いわ、死にたいわ、パトラッシュ。
タクシーで帰ると天文学的な金額になること請け合いなので、帰るに帰れない。

ほんとにもう覚悟を決めて、ネットカフェで寝るか独りカラオケするかの二択。
ネカフェで寝るなんて素人のすることだぜ。仮にもサイト持ちなら独りカラオケだろと思い、
ガチでビックエコーとかに入店しようとしてたところに鬼畜の彼からメール。

「今から○○駅でます」

時間にして深夜2時半頃、無事彼と出会うことができました。ホントぶっ殺そうかと思った。
待ち時間4時間で遊ぶ時間4時間とかありえなすぎる。

今日も今日でですね、また別の人なんですけど遊ぶ約束があったんですよ。
これもまた1週間以上前から約束していた件なんですけどね、それが当日になってキャンセ
ルですよ。今流行のドタキャンってやつですよ。流行最先端ですよ。

そのキャンセル理由が「別の友達と遊ぶから」っていうんだから心が荒む。
しかもその件、僕にも話が来てて「その日は前から約束あるからダメだわ」って断った件な
んですよ。
僕は、断ってるのに、遊ぶはずだった相手は、僕を切って、そっちに、いった。

ホントもうね、死にたい。なにこのドタキャン2連続。
自分の誕生日前夜にしてこの絶望感。この寂しさ。
何が友達だ。クソくらえだ。何が誕生日だ。死んでしまえ。


という感じでね、痛々しさ満載の奴を書いてみました。
ていうか今割りとガチヘコみしてるからね。こういうのとキレとは関係ないよって言わない
でね、今だけは。手首がキレちゃいそうだからね。物理的に痛々しいことになりそうだから
ね。

多分、あとで、読み返して、死に、たく、なる(今も)。
2007年4月4日
メールをくれ。メールをくれ。
お前らのこのサイトに関する感想でもいい。罵倒でもいい。ネタ振りでもいい。オススメの
オナホール紹介でもいい。

とにかくメールをくれ。メールをくれ。
そういい続けて早1年以上過ぎようとしております。

大変ありがたいことで、ここ最近は皆様から暖かい応援メール等を頂き僕のやる気もハナマ
ル急上昇。ちょうちょ結びの高気圧が君のハートに接近中ってな勢いで日記を書く手に力が
入り「R」キーをぶっ壊すのもいずくんぞってなものでございます。

今日はそんなありがたいメールの中から、1通皆様に紹介させて頂きたいと思います。


「エロ本をどうやって買えばいいのか、というお問い合わせがハラキリロマンにありました
ので、担当の者より後日返答いたします、と書いておきました、エロ本購入部のたくろうさ
ん、ぜひ彼にその妙技の数々を授けてやってください」


ということで、ムチャ振り大魔王ハラキリロマンのハラキリさんからのメールです。

このハラキリさんって男はもうそれは酷いムチャ振り師でして、空気が全然暖まってないよ
うな場で「じゃあたくろうさん、面白い話してよ」とかほざき出すんですよ。
なんだ「面白い話」って。もはや振りですらない。完璧潰しにかかってるとしか思えない。

先日もハラキリさんのラジオ「ミッドナイトハラキリロマン」のテスト放送に参加させてい
ただいていたんですけれど、いきなりハラキリさんが退場。
人のラジオで僕が独りで喋るというありえない状況を作り上げるんですよ。もう僕もどうし
ていいのかわからないまま適当に喋りつつ掲示板の様子を伺っていたらですね、「ああ、も
うやめていいんじゃない?w」とかいうハラキリさんのレスがつくんですよ。
もうホントこのときばかりはガチで掘ってやろうと思ったね。1.5Lペットボトルを突っ込ん
でやろうかと思ったね。

まあね、そんなナイスガイのハラキリさんからメールを頂いたとあっては黙っていられない。
1週間近く放置してたけど、これは答えさせてもらわねばなるまいと思ったわけです。

しかしですね、まずざっとメールに目を通していただくとお解かりいただけるかと思うので
すけれども、おかしなところが多すぎる。
なんか僕がハラキリロマンに所属してるみたいになってるからね。ハラキリロマン所属、エ
ロ本購買部担当のたくろうみたいになってるからね。おかしいおかしい。

更に後から聞いた情報なんですけど、これは中学生のハラキリロマン読者から来た質問らし
いんですね。
で、よくよく話を聞いてみると「思春期真っ只中の中学生なのでエロ本はノドから手が出る
ほど欲しいが、恥ずかしくて思い切って買えない。どうすれば恥ずかしくなくエロ本を購入
することができますか?」という質問だったらしいんです。

正直ね、ここまで書いて貰わないと答えようがないわけですよ。
「エロ本をどうやって買えばいいのか」っていう質問されたって、「いや、本屋なりコンビ
ニなりで良さげなエロ本を吟味してレジに持って行ってお金を払って買ってください」とし
かいえないじゃないですか。
むしろあのメール内容だと、下手すると金銭という概念から教えないといけないような空気
すらあるじゃないですか。おかしいおかしい。

こんな感じで色々とおかしなところが多々あったのですが、まとめると上記のように


「思春期真っ只中の中学生なのでエロ本はノドから手が出るほど欲しいが、恥ずかしくて思
い切って買えない。どうすれば恥ずかしくなくエロ本を購入することができますか?」


という内容になります。やっと本題に入れた。
それではさっそく答えてみましょう

----------------------------------------------------------------------------------

その@
【インテリぶる】※場所:どこでも良い
「そもそも恥ずかしいという心理は聖書に拠ればヒトの祖先であるアダムとイブが知恵の木
の実を食べたことによって発生した極めて知的なものでありそれ自体をなんら恥ずべきこと
はない。羞恥心は自我や自尊心からくる心理でありこれは思春期における自我形成及び所属
欲求から発生するものであるため健全な自身の精神の育成に於いてはむしろ喜ばしいもので
あると考えるべきである。また思春期に於いては異性や同性から寄せられる評価を気にしだ
す時期ではあるがむしろ俺がここでものすごいエロ本をゲットして友達に見せてやれば俺っ
て神じゃね? ってことでこれをください」

「身分証の提示をお願いします」


そのA
【堂々とする】※場所:コンビニ
「おにぎりと、カップラーメンと、エロ本……。これお願いします。あ、あとマイセン」

「身分証の提示をお願いします」


そのB
【専門店に買いに行く】※場所:エロ専門店
「よし、エロ専門店ならみんなエロいものを買いに来てるんだから恥ずかしくないぞ」

(入店)

「身分証の提示をお願いします」

※僕自身の体験談です※


そのC
【羞恥の焦点をズらす】※場所:どこでも良い
・女装して買う。

・コンドーム、こんにゃく、カップラーメンと同時に買う。

・お父さんにお願いして買ってきてもらう。

・まず普通にエロ本を購入し、店を出ます。
 しばらくしてもう一度店に行き「こ、こんな顔の奴がこなかったか!?」と息を切らせて
 店員に訊きます。
 「え、お客様、先程ご来店を……」
 「ばっかも〜ん! そいつがルパンだー!! 追えー!!」

----------------------------------------------------------------------------------

ということでね、以上4つの方法をご紹介いたしました。
まだまだたくさんの方法があるのですが紹介しきれないのが残念です。
一応マジレスしちゃうと18歳未満の方はエロ本買えないのでそこらへんは自己責任でお願い
します。時計の針がある場所を通過した瞬間に責任が発生する、なんて考え方はバカらしい
だろ?

それでは良いエロ本ライフを。

ハラキリロマンハラキリさん、メールありがとうございました!
2007年4月3日
先日、『ハリーポッターとアズカバンの囚人』を見るともなしに見ていたんですよ。
あんまりしっかり見てないんで大して覚えてないんですけど、アレは酷いね、やたらエロか
ったね。ハーマイオニーがエロかわいいとかそんなレベルじゃない。
もうなんていうの、軽く放送コードに触ってた。僕ビックリしたもの。こんなの流していい
の? ってビックリしたもの。

何だろう、なんかよくわからない、黒犬に変身する人いるじゃないっすか。
シリウスっつーんだっけ? シリウスっつーか幸薄みたいな顔してる人いるじゃないっすか。
あの人酷かったね。

物語の終盤っぽかったんですけどね、その人が何か人狼と戦って崖下に落っこちちゃって、
それを助けようと主人公ハリーがその後を追うんですよ。
そいで湖みたいなところで「しっかりしろ」みたいな感じになるんですけど、煙みたいな奴
らがすごいいっぱいブワーって出てくるのね。こいつら敵なんだけどね。
こいつらはディメンターっていう悪魔みたいな奴なんですけど、人間の感情を吸い取って、
相手を廃人にしてしまうという恐ろしい生き物なんですね。

そんな奴等がハリー達を取り囲むんですよ。ハリーにはこいつらを追い払う術がないし、シ
リウスが元気なら追い払えるんですけど、なんかもう息も絶え絶えでガチで死にそうになっ
ててどうしようもない。
で、二人とも敢え無く感情を吸い取られてしまうんですけど、このシーンがホントやばかっ
た。マジでエロいのな。放送しちゃダメだよアレは。トラウマもんだよ。

シリウスは上記の通り命が薄くなっちゃってるような状態ですし、ハリーもどうしようもな
い。二人ともディメンターにされるがままなんです。されるがまま、感情を吸い取られるし
かない。悔しいっ……でも吸われちゃう!(ビクビク)みたいな状況なんですよ。

こういうね、なす術も無く陵辱されていく様っていうのはすごいエロいと思うんだ。
シリウスなんて吸われまくってガチでビクビク痙攣してたからね。「あおおぉおーっ!」と
か言ってたからね。そんなんでイくのかお前は、ん? もう逝きそうなのか? 尻が軽い奴
だなお前は。だからシリウスか? お? ん?

劇場版エヴァンゲリオンでもそうだった。
アスカが弐号機で量産型エヴァをガンガンなぎ倒すんですけど、頭にヤリをブッ刺された時
点であえなく電池が切れて動けなくなってしまうんです。
すると今まで倒したはずの量産型がどんどん復活していって、弐号機に襲い掛かるんですよ。
弐号機は電池が切れちゃってて動けない状態なんですけど、神経接続は切れておらず弐号機
が受けたダメージはそのままアスカにリンクしてます。

そんな状態で量産型が弐号機を食べ始めるんですね。量産型は9体いるんですけど、こいつ
らがよってたかって弐号機を貪る。弐号機の腸とかものっすごいハミ出てた。そんな状態で
神経がリンクしてるアスカは、やっぱり放送禁止級にヤバい動きで苦しむんです。
その様がまたエロいことエロいこと。すんごいビクビクしてたからね。のけぞってビクビク
してたからね。「うっ! うぐっ! ううっ!」とか言ってビクビクしてた。これはヤバイ。

こういうのはエロいと思う。
体が自由にならない状況または成す術がないような状況で、集団でよってたかって陵辱され
る状況ってのはすんごいエロいと思う。

どうしようもできない……くやしいっ! でも(ビクビクッ!)みたいな状況。
すごい興奮しちゃう。

ええ、変態です。罵るがいいさ。
そして罵ることによって興奮するがいいさ。お前らみたいなもんは。
2007年4月2日
「自分は変態だ」と言う人に限ってそんなでもなかったりする、というのはよく聞く話です。
いうても僕自身、「自分は変態だ」と自他共に認めています。

でも僕は思うんですけどね、「自分は変態だ」と言う人は変態でないはずはないと思うんで
すよ。そっから更に絞り込まれはしますけど、そんなでもないこともないと思うんです。
ていうのはね、変態っていうのが広く浸透しすぎていると思うんです。

例えば『言葉責め』が好きという人。
これだって立派な変態性欲であると僕は思うんですね。だっておかしいじゃないですか。

「ぐちゃぐちゃになってるここはなんていうの?」
「し……シーザーサラダです……」
「シーザーサラダっていうの? 誰のシーザーサラダ?」
「ま、まいのシーザーサラダです……」
「それじゃあその上のここはなんていうの?」
「まいのキューピーマヨネーズです……」
「まいちゃんのキューピーマヨネーズはどうなってるの?」
「か、硬くしこって……勃起してますぅ」
「言葉だけでこんなになって……まいは変態だね」
「ま……まいは変態ですぅ! キューピーマヨネーズでますぅ!!」

こんな会話だけで性的興奮を得るんですよ。
なんという変態。これは明らかにドMじゃないですか。マゾヒスムスという変態性欲の一種
に他ならないじゃないですか。

でも今は「変態」という単語が浸透しすぎて、そのレベルが上がってしまっているんですね。
「私は変態です! 言葉責めが大好きです!」っつっても、イマイチっつーか。いや、実際
興奮はするんですけど、「変態」って言っておきながらたかが言葉責めかよって話になっち
ゃう部分はあるじゃないですか。
「変態」というのであれば「最近のトレンドはケツにフリスクオナニーです!」くらいはい
ってほしい部分はあるじゃないですか。
「自分は変態」というのであれば少なくとも周りを引かせるくらいのレベルのプレイ内容を
話して欲しいものじゃないですか。

先日も友人と酒を飲みながら話に花を咲かせていたんですよ(この場合の『花』が何を暗喩
しているかは、このサイトをご覧の賢明なる紳士淑女の皆々様には言わずもがなだと思いま
す)。
なんかね、どこを舐めるとイイかみたいな話をしていたんですよ。
そりゃあオーソドックスに「首筋」だとか、「鎖骨」、「耳たぶ」、「耳の裏」とか出てき
たんです。「アゴのラインがヤバイ」とか話してたんです。そこで僕が「眼球」って言って
みたんです。
すごい引かれた。
そんなもん舐めるわけねーじゃねえか。

でもね、多分ね、こういう答えを求めているんだと思う。
「好きなエロ本作家は?」「氏賀Y太」っていうのを求めているんだと思う。
実際僕は「ゆめいろハンバーグ」というお話が大好きです。うん、今コアな話した。

もうね、これくらいのレベルの話をしないと変態って認めてもらえないような気がするんで
す。アナルオナニーだとかローションオナニーくらいじゃ全然変態じゃない。それくらい、
そこらへんのちょっとアバンギャルドなOLだってやってるよってな話になりそうなんです。

生半可なものでは変態じゃないものだから、僕ら変態はもっと酷い内容のことを喋るわけで
すよ。で、喋ったら喋ったでお前らは引くわけですよ。
どうやねんと。どうしてほしいねんと。
ホントお前らはドSだなぁと思うわけなんです。

でも引かれるのが気持ちいいんだけどね☆
2007年4月1日


閉鎖しました。



エイプリルフールネタ終了。
えぬじーわあどさんありがとうございました。