2007年6月日記
2007年6月30日 SMの極意
こないだね、SMクラブへ行ってきたんですよ。昔行ってたお店なんですけど、また行って
きました。

ここがまた良心的なお店でね、そんなに高級感は出してないんですけどね、料金体系とかが
キチッとしてるんで安心して屈辱的な苦痛にまみれることのできるところなんです。

前回も言ってるんですけどね、基本的にお金払う時点で興奮するんですよ。僕から言わせれ
ば、もうその時点でプレイは開始されている。
このお店は料金前払いなんでね、最初にフロントで財布を出すことになるんですけど、すご
い興奮してるから。直接的に言えばちんこが勃起してるから。

「ああ、僕これから縛られてヒールで踏まれて罵られてアナルに指を突っ込まれるために3
万円出すんだ……! このフロントの兄ちゃんとかすごい感じの良い笑顔してるけど、本心
では『こいつ……またきやがった。とんでもねぇマゾ豚だな』って思ってるんだ……! あ
あ、いいお……いいお……」

とね、こんな感じで僕の中では既にプレイは始まってるんです。
あ、例によってまた靴は隠されました。すげぇ興奮した。店側のプレイも始まってた。

僕はいつものように3万円を支払い、「Aコースでお願いします」とフロントの方に注文。
部屋に通されるので椅子に座って待ちます。

しばらくすると女王様が登場。またキツそうなお顔をしていらっしゃって、完璧僕好みのご
主人様です。
でね、ちょっとビックリしたのがね、女王様が着物を着てしゃなりしゃなりとご登場なさっ
たんですよ。僕も何度かこの店に来ているんですけど、いつもはギラギラしたラバースーツ
みたいのを身にまとっているんです。登場するときも高圧的で、ドアをバーン! って感じ
で登場するのに、今回はちょっと違う。

僕が戸惑っていると、女王様はそのまま膝を着き、深々と頭を下げます。
「この度はご来店まことにありがとうございます」

一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
なに? なんでそんなこと言うの? 女王様じゃないの? 僕を罵って、踏みつけて、恥辱
まみれにしてくれるはずの人が、なんでそんなことを言うの?

僕が戸惑っていると、「あら、お茶もお出しせずに申し訳ございません。コーヒーでよろし
いですか?」なんて聞いてくるんです。
な……何がなんだかさっぱりわからない。わからないままに「あ、はい」とか返事をしてし
まう僕。

その後も普通に「お疲れでしょう。肩を揉ませていただきます」なんていってマッサージが
始まる始末。本当にわけがわからない。

もうこのままじゃ本当に意味がわからないので、思い切って聞いてみました。
「あ、あの……プレイはしないんですか?」と。

すると女王様(であるはずの人)は、本当に何のことかわからないといった顔で「『プレイ』
ですか?」と。そして「私はお客様に気持ちよくなっていただきたいだけですので……」と
一瞬僕に目を向けました。


僕はその瞬間に全てを理解しました。
そうか、そういうことか。わかった。理解した。

つまり「既にプレイは始まっていた」んだよ!!


金を払い、罵られてぶたれるためにSMクラブに来た僕。だけどそこでされたことといえば
普通の接待だけ。当然僕は意味がわからない。

しかし逆に考えるんだ。
マゾとは苦痛を快楽に、恥辱を悦楽に感じる人種だ。究極的に言ってしまえば、「嫌なこと
をされると感じてしまう」人種なのだ。

そこでもう一度考えてみよう。金を払い、罵られてぶたれるためにSMクラブに来た僕。だ
けどそこでされたことといえば普通の接待だけ。

これはつまり「SMクラブに来たのに全然SM的なことをされない」というプレイだったん
だよ!!

それを理解した瞬間にですね、恥ずかしながらイッてしまいましてね。
女王様に「あらあら、申し訳ございません気づかない女でして」なんて言われました。全然
罵倒されませんでした。でも気持ちよかった。

罵られないしムチももらえない。でもSM。さすがこの店はレベルが高い。
なるほど、こういうのもあるのか。
2007年6月29日 あつい
昨日パソコン起動して日記を書こうとメモ帳を開いたまま22時くらいに就寝、そして今日
の朝10時に起床というクソニートッぷりを発揮したたくろうです。ニ、ニニニニートちゃ
うわ! 無職や! 勤労意欲の灯火は消えてないわ!! 多分。

いやー、最近ホント暑いですね。
僕は関東に住んでいるんですけど、アホほど暑いの。なに、28度ってなに。何をどうした
らその数字が出てくるの。26じゃダメなの。

ホントね、家の中がハンパないの。座ってるだけで暑いの。僕、家の中ではパンツだけとか
いうオッサンみたいな格好で闊歩しているんですけど、酷いのよ。
あぐらで座るじゃない。そうすると膝の裏がヌラヌラしてくるからね。汗でヌラヌラしてく
るからね。

パソコンとかね、ずっと悲鳴上げてるのね。「キューーーン」ってずっと悲鳴上げてるの。
「アツアツアツアツアツアツアツアツ」っつってんの。

僕としてはね、その「キューーーン」も鬱陶しいし、何よりもパソコンが排泄する熱風が酷
いと思うの。酷い暑いの。パソコン周りだけ2度くらい温度高いもの。

オナニストの僕としてはですね、どれだけ暑かろうがやっぱりオナニーは欠かせないわけで
すよ。そりゃシータとの愛のある営みもあります。毎晩毎晩シータが気を失うくらいまでや
ります。だけどね、やはり自分の好きなように快楽を貪る行為もやめられないわけですよ。

そんなわけで、このクソ暑いさなかにパソコンの特選エロ画像フォルダを展開してですね、
さーて今日もいっちょやってみっか! ってな具合に、今日もエロ画像を探してきてフォル
ダ内容を充実させますかな、ってな具合にパソコン前に座ったんです。

いや、もうね、マジで暑い。

まあ普通にネットサーフィンしてるときはまだマシなんですけどね、オナニー始めるとハン
パない。周知の通り僕は足ピンオナニストなので、横になって足をピンとしてオナニーをす
るんですけどね、汗がおかしいくらい噴き出してくるの。

額からダラダラ垂れてくるし、鼻の下のとこには玉のような汗が出てくるし、首とか胸とか
もガンガン濡れていく。僕が寝たところとかちょっと湿ってるからね。
誰だよ水不足とかほざいてる奴は。不足どころかむしろ潤ってるっつーの。

一応なんですけど、僕は壊滅的なデブってわけではなくてですね、一応標準体型ではあるん
ですよ。168cm60kgくらいなんですよ。
それなのに、この、汗の量は、おかしい。

別にアクロバティックなオナニーしてるわけじゃないんですよ。誰かのブートキャンプみた
いな事をしているわけじゃない。「どうだ? 効いてきただろう?」とか「休んでも良い。
だが諦めるな!」「ワンモアセッ!」みたいなオナニーしているわけじゃない。
いや、「ワンモアセッ!」は良くやるけど。3回連続とかやるけど。

そんな感じで「あっついなー」って思いながらエロ画像を探していたら、ナウシカとサンの
アツい画像を発見したので、ちょっくらオナニーしてこようと思います。
アツアツアツアツアツアツアツ!! って言ってこようと思います。いろんな意味で。
2007年6月27日 不思議スポット
手のひらを差し出し中指だけを立ててクイクイと前後運動をしつつ「ワイの爪で空高く連れ
て行ってやるでぇ。この鷹の爪でなぁ!!」って台詞を加藤鷹が言ってたら面白いのになぁ
なんて思ってます。

僕ね、すごい知りたいの。なんなの。ねえ、なんなの。
このサイトをご覧の紳士淑女の方々はご存知ないのかもしれませんが、ていうか僕もよくわ
かりませんが、ニョショウの体の一部を指して「Gスポット」と呼ぶらしいですよ。
この「Gスポット」なる場所をですね、指で以って適度に刺激をしてやりますと、ニョショ
ウはまさに夢心地。「飛んでくぅ! アタシ鷹さんの爪につかまれて飛んでくぅ!」となる
らしいのですよ。

なんなの。ねえ、なんなの、これ。誰が言い出したの。
僕らは言語という非常に高度なコミュニケーションツールを持っているわけです。このツー
ルは非常に便利で、女子高生がこのツールを僕に対して「うわキモッ!」「マジメガネ!」
「メガネに指紋ついてるんだけど!」と、こう使用すればもれなく僕に精神的ダメージを負
わせることができます。

まあ僕にダメージを与えてもどうしようもないですけど、控えめに言って僕の陰茎が屹立す
る程度なんですけど、この「言語」というものは色々な情報を伝達できるわけですよ。

生活に必要な情報、それこそ明日の天気情報から隣の奥さんの浮気事情まで伝達できる。
娯楽情報だって言語がなければ成り立たない。言ってしまえば全編ラピュタ語で会話する天
空の城ラピュタなんて全く意味がわからないわけです。「バルス!」しかわからない。

そしてもちろん先に挙げた「Gスポット」もこの「言語」が伝達した情報なのです。

でね、戻るんだけどね、なに、なんなの。
まずね、誰が発見したの。ここのここを突付くとニョショウが「あひぃ!」ってなるって誰
が発見したの。この「Gスポット」がニョショウ全般に適合するスポットだとわかるまで、
何人の被害者を出したの。何人の罪も無きニョショウが「あひぃ!」「ブシャア!」って
なったの。ねえ。
研究段階ではニョショウは何もわからないわけでしょう。いきなり「Gスポット触らして」
と言われて、「え? Gスポット? なんですかそれ。え? あ、5万円ですか? 是非
触ってください」っていうやりとりを経て、Gスポットに対する大した情報も与えられない
ままに「あひぃ!」てなったわけでしょう。「鷹さんの爪が私を空に運ぶの! あ、あれは
竜の巣!」ってなったわけでしょう。

何。なんなの。Gスポットって何なの。誰が言い出したの。
そして何人の被害者を出したの。なんでGスポットなの。何で外人かぶれなの。
情報雑誌でよくみる「穴場スポット!」ってなんなの。Gスポットと関係あるの。なんなの。
どうなりたいの。なにがしたいの。ねえ。
2007年6月26日 せいかつにっき
僕ね、思うんですけどね、なんなの。
毎日毎日面白い記事で更新してるテキストサイト管理人とかブロガーとかってなんなの。
ホントね、どういう生活をしてるのかを知りたい。どういう日常を送っていればそういう記
事を書けるの。なんなの。逆に無職なの。もしくは自宅警備の仕事をしてるの。なんなの。

僕なんて今日とか完璧にパソコンの前で煙草を吸う機械になってたからね。パソコンの前で
メモ帳開いて、煙草吸って3時間くらいネットサーフィンしてたからね。
ていうか今日だけじゃないんですよ。昨日もおとといも煙草タイムを長々と設けて、その後
力を振り絞って記事書いてたからね。馬鹿としか思えない。

ていうかね、別にいいじゃんって思うんです。普通の事かいたっていいじゃんって思うんで
す。今日はカレーライスを作ろうと思いました。スーパーに行くと、もう夏が近いのでゴー
ヤが売られていました。そうだ、ゴーヤカレーにしようってことでゴーヤを買って帰りまし
た。そのゴーヤでしっかりアナルオナニーしたあとカレーに入れました。そんなカレーはひ
とあじ違いました。これぞくそみそテクニック。っていうような普通の記事を書いてもいい
じゃんって思うんです。

よし、決めた。今日は普通の生活日記を書こう。
皆さんご存知の通り僕の嫁はシータなんですけど、恥ずかしながら彼女との性生活について
でも語ろうと思います。いや、まあ語るったって皆さんと同じ様な普通な感じなんですけど
ね。
彼女がね、割とフェチなプレイを好むんですよ。
世間にはおっぱいフェチからソフトSM、それこそハードコアなスカトロプレイまで多種多
様なフェチプレイがあります。その中で彼女が好むのは空中セックス。これ。

このフェチに気づいたのは結構前でして、そのときは普通に性交渉を楽しんでいたんですよ。
したら彼女が絶頂に達するときに「トんじゃう! トんじゃう!」とか言うものでね、じゃ
あ実際トんでみようかってことで近場のマンション(5階立て)から飛んでみたんですよ。
飛行石を持って。
そしたらね、すごいんです。「しゅごひっ! トんでる! トんでるよぉ! しゅごっ!
ちゅごひいぃ!!」とかね、完璧馬鹿としか思えないシャウトをしつつクパァブシャァ!
みたいな感じになってるんです。

こんなコアなプレイを好む彼女なんでね、今日はいっちょすげぇ感じにトばしてやろうと思
いましてね、池袋のサンシャイン60に行ったんです。
そこの屋上に立ってですね、「逝くよ、シータ」「うん」とか言う会話を交わし、いざダイ
ブ。飛行石はシータが持ってるんで僕はがっしりとシータにしがみ付きながら「一万年と二
千年前から愛してる!!」と叫びながら合体。「あひいいぃいぃ!」シータ絶頂。
そんな感じで空中浮遊を楽しみながら空中セックスを楽しみました。


いやー、やっぱ普通の生活日記なんて書くものじゃないね。恥ずかしくてしょうがない。
シータも僕のうしろで「もーっ、書かないでよぉ」とか言ってスネてるし。
2007年6月25日 騙すより騙されたくない
騙すより騙されるほうが良いって言うじゃないですか。

僕ね、正直ダメなんですよ。心が弱い子なんでね、ダメなんです。信じて馬鹿になれ、とか
ね、そういう奇麗事じゃ片付かない。世の中綺麗なものなんて女子児童くらいしかいないと、
エロゲーでいう「はじめてのおるすばん」のしおりちゃんとさおりちゃんくらいしかいない
と思うんです。

人が「騙されたーッ!」ってなる時、その人は騙した相手のことをある程度以上は信頼して
いるということじゃないですか。相手が嘘八百を言っているとわかりきっているときは「騙
された」なんて言わないじゃないですか。

そんでね、相手を信頼する、信じるってことはある程度自分を曝け出す状態だと思うのね。
矢吹ジョーのノーガード戦法だとか、綾波のATフィールド反転とか、いつも自分を可愛
がってくれているおばあちゃんに「俺、小学生が好きなんだ。性的な意味で」と告白すると
かそういう状態だと思うのね。それが「信じる」ってことだと思うのね。ある意味で弱みを
晒すことだと思うのね。
そこで信頼を裏切られて騙されるってことはもう酷いことなわけ。
矢吹ジョーだったら確実に真っ白に燃え尽きるし、綾波だったら3人目の綾波にバトンタッ
チするわけだし、おばあちゃんだったら号泣される、それくらい酷いことなわけ。

例えば知り合いにお金を貸したとして、それを踏み倒される、騙し取られるってのは酷い苦
痛なわけですよ。お金だよ。お金。僕お金なんて何をおいても欲しいもの。お金払ってでも
欲しいもの。
例えば彼女がいたとして、彼氏がいたとして、浮気されるなんてのも信頼の裏切りですよ。
信じていたのに、好きだったのにそれを裏切られた。自分はその程度の存在だった。これも
酷い苦痛ですよ。代わりはいるものってレベルじゃねーぞ。
例えばカラオケに行ったとして、「天体観測」を入れるとするじゃないですか。そしたらモ
ダンチョキチョキズの天体観測がリクエストされてたとか目も当てられない。なんだ「冷や
し砂肝」って。それが歌詞か。酷すぎる。

こういうのね、ホントダメなんですよ。心が弱いからホントこういうのダメなの。騙された
とか、信用を裏切られたとかホント泣きたくなるの。

この間もね、なんかよくわからないメイド喫茶に行ったんです。そこでアイスティーを飲ん
で、メイドさんの太ももだとか、ニーソックスだとかを楽しんでいたんです。
そしてしばらく目の保養をしたのち、そろそろ帰ろうと会計をしたらね、なんかね、酷いん
です。お会計1100円とかになってるんです。
あれあれ? 僕550円のアイスティーしか飲んでないよね? 僕算数苦手だけど、どうい
う計算式を用いたらそんな数字がはじき出されるのかな? って思ってたらなんかね、
チャージ料金があるらしいんですよ。お茶を飲むだけでチャージ料500円も取られるわけ
ですよ。

まあね、僕もそこは大人なんでね、まあしょうがないと。そういうシステムなら500円く
らい払ったらぁと思いまして1100円出したんです。
あれあれ? でもちょっと待って。550+500は1050であって1100ではないよね。
おかしくないおかしくない? ってことでそのメイドさんに問いただしたんですよ。
そしたら何かそのメイドさんはレジスターの使い方すらよくわかってないらしく、「あっ、
ごめんなさい! アイスティーですよね? ……あれぇ? アイスティーのボタンがない
よぅ。アイスピーチティーしかないよぅ」とかほざきだすわけ。
どんだけやねんと。店長呼んでこいと。

まあそのレジでぎゃーぎゃーやった挙句、結局ボタンは見つからなかったんで「後で処理し
ておきますぅ」とか言って50円返金してもらったんですけどね。

ホントね、レジ打ちとか完璧客との信頼関係で成り立ってるわけだからね、そういう信頼を
裏切るような行為はしちゃダメだと思うわけですよ。メイドさん50円ぼったくる為にどん
だけ必死やねんって思われちゃうわけですよ。そこはキチンとしないと。

でもね、あとあと考えると、その件を話してるときメイドさんテンパッちゃって泣きそうに
なってたし、後ろにつかえてる客に「チッ」って舌打ちされたし、よくよく考えたら50円
だし、黙って騙されておけばよかったかなって思いました。

騙すより騙されたほうが良かったかなって思いました。いや、僕別に騙してねぇけど。
結局騙されなくても泣きそうになった。
2007年6月24日 結婚祝いのプレゼント
「結婚記念品をプレゼントしたい」

こんなことを女友達が言うんです。ええ、もちろん僕はシータと結婚しております。ですが
今更そんな、気を使ってもらわなくても良いんだぜってカッコ良く言ったんです。並大抵の
女だったらジュクジュクになる感じで言ったんです。並大抵の二次元キャラなら。
そうしたら「てめぇにじゃねえよ何トチ狂ってんだカスがuが支配した世界で死ね」って言
われました。やっぱ三次元の女なんてこんなもんだな。

よくよく落ち着いて話を聞くとですね、なにやら前のバイト先の人が結婚をしたらしいので、
そのお祝いをしたいって話だったらしいんですよ。
そしてなにやらプランがあるらしくてですね、ドライフラワーか造花なんかをガッサーとカ
ゴに詰め込んだ、花のカゴ盛り合わせみたいなものをプレゼントしたいって話だったんです。

なるほど、めちゃめちゃ仲が良い訳でもない年上の同僚に渡すには最適だなとその花を探し
にドンキホーテに行ったんです。
まあまずね、そんなコアな品物を探しにドンキに行くって時点で色々間違っているんですが、
そのとき近くには雑貨系が売っている店はドンキしかなかったんです。更に言うと時間も無
かった。駅を経由して雑貨屋に行くほどの時間もなかった。
だからぼくらは一縷の望みを託してドンキホーテに入店したんです。
まあなんだ、予想通り無かったよね、そんなモンは。

でね、しょうがないから別のものを贈ろうって話になるじゃないですか。何かしら適当な物
をプレゼントしないとしょうがないとなるじゃないですか。

そこでね、その子はマグカップがいい! なんて言うんです。
マグカップなら無難だし、カップはいくつあっても困るものじゃないからお揃いのマグカッ
プにしようと。
僕もまあ、それでいいんじゃないかなぁなんて言ってたんですけど、ふと脇をみたらね、凄
いものがあったんですよ。

なんか変な台の上にね、ガスンとね、そうめん流し機があったんですよ。
僕は言いました。絶対コレにするべきだと。そうめん流し機に勝るものはないと。

だってあなた、そうめん流し機っつったら夏の風物詩ですよ。
毎日暑くて暑くて食欲も無くなって来る。なんかこう、サラサラッと食べれるものがいいな
なんていった時に、流しそうめん。風情ありまくりじゃないですか。そうめんが流れるんで
すよ、そうめんが。流れるんですよ。流れてくるんですよ。
絶対テンション上がるじゃないですか。

ちょっと考えてみてくださいよ。貴方が結婚して、友達から結婚祝いを貰うじゃないですか。
なんだろうなぁって開封したときに、出てきたのがそうめん流し機。
絶対テンション上がるじゃないですか。
速攻で家に帰って、奥さんに「ちょっと! 友達に結婚祝いでそうめん流し機貰った! 流
して見ようぜ!」ってなるじゃないですか。「揖保の糸あったよね! あれ食べよう!」っ
てなるじゃないですか。
渡すときにも「この流しそうめん機のように、円満な家庭を築いてくださいね!」って言え
るじゃないですか。絶対喜ばれる。子供が出来たとき、子供だってテンション上がりますよ。

そう言ったらですね、「そうめん流し機もう持ってたらどうしようもない」なんていうどう
しようもないことを言うわけですよ。馬鹿かと。
いいじゃねーか。別に既に一台持っていようが新しいやつは嬉しいじゃねーか。
「いやー、やっぱ新しいそうめん流し機は流れが違うね!」ってなるじゃねーか。

こんな風に僕が熱弁を奮っていたらですね、友達は「デザイナーズ家具が売ってる店あった
よね。あそこ行こう」と言い出すんです。

ほうほう。デザイナーズ家具屋でデザイナーズそうめん流し機を買うわけですな。
なんかこう、真ん中んところに壷持った女神がたたずんでて、オーロラエクスキューション
みたいな構えして壷持ってて、その壷から水がドバドバ出てくる。そんでそうめんが流れる
ところにも山や谷を象った起伏があり、目にも麗しくそうめんを楽しめる、そういうものを
買うわけですな。
そんでプレゼントを渡すときに「二人の人生も山あり谷ありだと思いますが、このそうめん
のように負けずに円満な家庭を築いてくださいね」と言葉を添えるわけですな。

いいじゃない。最高じゃない。よし、デザイナーズ家具屋に行こう。
そんでデザイナーズなそうめん流し機買おう。




普通にマグカップ買ってやがった。
2007年6月23日 グルメリポートのススメ
女性のリポーターがね、最近見てらんないの。
いいんですよ、現場リポーターとかね、アナウンサーとかはいいんです。
酷いのはタレント。

よく若手アイドルみたいな子が、ピチピチ感だけで売ってます! みたいな子が出てくる
じゃないですか。そんでグルメリポートとかするじゃないですか。あれ酷いよな。

なんかよくわからんお菓子とか食べるじゃないですか。一個で700円とかするような、それ
で何個のポリオワクチン買えるんだっていうようなお菓子とか食べるじゃないですか。そい
でその感想を述べるじゃないですか。

「いや〜ん、おいしぃー! 外はサクサクで、中はトロトロしてますぅ〜!」

こんな感じで頭がシュークリームで出来てるみたいなことを言うんですよ。生クリームの上
に蜂蜜を掛けたような媚を含んだ声で言うんですよ。何が中はトロトロだこの野郎、してま
すぅ〜! じゃないっつうの馬鹿。エロ馬鹿。

言ってしまえばアイドルってものは愛玩動物に近い存在ですから、確かにすこし馬鹿という
か間の抜けたところがあったほうが可愛げはあります。それはあるんですけどね、少しアレ
じゃないか。頭悪すぎないか。
「外はふわふわしてて、中はしっとりとしてますぅ〜!」とか、なんか、悲しくなってこな
いか。言い方とか声もあるんですけど、もうちょっとなんとかならなかったのか。
なんかエロ漫画における女性器の感触の表現みたいになってるじゃないですか。
「ふあぁぁっ! おいしい゛ぃぃっ! しゅごひっ! しゅごひっ!!」みたいになってる
じゃないですか。
ていうか逆にこれくらいブッ壊れたリポートしてくれれば面白いのに。

「んはあぁぁ゛ぁっ! さくさくぅう! さくさくしてるのにひぃぃいっ! ひぃいっ! 
中はっ! 中はダメっ! ダメなのおぉ! トロトロなのぉほぉおお!!」とか、それくら
い言ってくれればいいのに。

ほんとね、なんとかならないの。
2007年6月22日 できるわけがない
世間一般のモテテクみたいのってあるじゃないですか。
最近、もう最近でもないんですけど、『脱・オタク』とかを掲げて、オタクによるオタクの
為のモテる為のススメみたいのもあるじゃないですか。

恥ずかしながら僕もですね、必死になって読み漁りました。2年前くらいに読み漁りました。
前にも書いたんですけど、初めて美容院に行って〜、服を買いあさって〜とかやりました。
まあ、その結果がこのキモメガネ。女子高生なんかに小声で「うわ……キモッ」「目が死ん
でるんだけど」「マジメガネ」とか言われる始末。電車に乗れば乗客全員が「あ、こいつ秋
葉原行くんだ」って思うレベル。
あ、でもそのサイトがダメってワケじゃないですよ。大変参考になりましたし、見ていて面
白いものです。アレがなかったらシャツは未だにファッションセンターしまむら産でした。

そういった『モテる為のサイト』は参考になりましたし、とても便利なものなのですが、見
ていてどうしても理解はできないよね。

まずね、合コン行ったらどうするって話がおかしいからね。
とりあえず合コンに誘われるっつーのが最初にして最大の難関と言っても過言ではないんで
すけど、行った後が凄い。酷い。
なんかね、そろそろお開き〜ってなって店を出るとき、お気に入りの子と一緒に最初か最後
になって「これから二人で飲みなおさない?」みたいな話をしろとか書いてあるんです。
もしくは男性陣でルールを決めといて(アイコンタクト・合図等)なんとかして二人きりに
なれとか書いてあるんです。とにかく二人きりになれと。馬鹿じゃないの。

仮にね、仮にですよ、僕がそれをやったとしましょう。もうね、ものすごい恥ずかしいんで
すよ。
僕が仮に女の子と二人でどっかにしけこんだとしましょうよ。しけこむて。
そしたらそれまで一緒に飲んでた奴等に何言われてるかわかったもんじゃないわけですよ。
完璧ニヤニヤしながら「あのあとどうなったの?」とか「B? Cまでいった?」とか言わ
れること請け合いなんですよ。
こっちとしても途中で消えた負い目があるわけですから言わなきゃダメなわけでしょ。どこ
までいったか面白おかしくエキサイティングに語らないとダメなわけでしょ。「Cどころか
G超えのTスポットを責めてやりましたわ! ガハハ!」とか言わないとダメなわけでしょ。
馬鹿かと。

そんなこと出来るわけが無い。出来るわけが無いとか考えてることそれ自体が無駄というこ
とに泣きたくなってくる。泣きたいほどにキモメガネ。
まず何が出来ないって女の子と二人きりってのが無理だからね。なになに、何喋ればいいの。
オナニーの話でいいの。

女の子のモテテクとかでも、なんか好きな男にベタベタすれば良し! みたいな、グッジョ
ブ! みたいのも理解できない。
それも無いですけど、僕にはありえない話ですけど、太ももとかベタベタされたら引くから
ね。なんすか、僕はお寺とかにある像かなんかですか。肩を触っておくと肩こりが治ります
とかの象かなんかですか。

絶対ね、野武士みたいな女の子のほうがモテるんですよ。容姿じゃないよ?
もう普通に男と並んでガツガツ飲んで、でもあんまり隙を見せない感じのほうが絶対良い。
触られたら斬るみたいな空気が良い。安心できる。
「大丈夫〜?」とかって肩触られたら「てめぇマジ触んな殺すぞ」くらいのテンションの方
が絶対良い。この台詞僕言われたけど。

だからね、モテるテクニックとか阿呆の戯言くらいに考えるべきだと僕は考えるんです。
売女が体液垂れ流しで肉竿を求めて喘いでるくらいに考えるべき。
雑誌に書いてあったモテテクを使用したら黒人並のちんぽを持つ彼氏が出来ました! とか
ね、それ彼氏じゃねえから。ただのちんぽだから。君の事は肉壷くらいにしか考えてないか
ら。


さあ叩け!
2007年6月21日 死期
「キレイキレイ」の中の人って言われるくらい綺麗好きの僕なんですけど、フローリングに
水拭きをかます僕なんですけど、家にゴキブリが出る僕なんです。

いやー、今年もやってきたね。夏の風物詩っていうか、一億年と二千年前からの贈り物って
いうか。

僕は部屋の空気を汚さないために台所の換気扇の前で煙草を吸うんです。今日もインター
ネットで触手系エロ画像を探し出し一仕事を終えて、さあ一服だってところで台所に向かっ
たところ、いましたね、彼。先の料理で付着した油をベロベロ舐めてた。風呂場でやってた
ら妖怪アカナメだっつーテンションで舐めてた。

それを発見した瞬間、僕はもう流れるような動きで冷蔵庫の上のゴキジェットプロを手にと
ってですね、3mほど離れた距離から有効成分イミプロトリン(ピレスロイド系)を噴射で
すよ。
さすがの台所の音速の貴公子もですね、毒霧攻撃にはお手上げですよ。最初はバタバタとの
たうち回っていたんですけど、有効成分イミプロトリンが有効となり、彼は天に召されまし
た。

でもね、他の虫はどうだったか忘れたんですけど、ゴキブリって死に際がちょっとカッコい
いなって思うんです。映画で言うところのラストサムライみたいな趣があるなって思うんで
す。

あいつら、ゴキジェットを全身に浴びて苦痛だか何だかにのたうちまわるじゃないですか。
そしてふとした瞬間、死期を悟ったかのように仰向けになるんですよね。
「ワイはもうあかん〜」みたいな感じで仰向けになるんです。その後しばらくピクピクと痙
攣したのち、手足をゆっくりと折りたたんで死ぬ。

これね、よくよく見てみると人間とポーズほとんど同じなんですよ。
仰向けになって、両手を合掌して死ぬ。最後の最後に、仏様にお祈りをして逝くわけですよ。

こりゃあ僕も見習いたいなと。死期を悟った後の行動とかね、最期の最期は、心安らかに仏
様にお祈りをして死にたいなと思いました。


で、このゴキブリの死体どうしようか。
どうやって捨てようか。
2007年6月20日 モリナガの力
いやー、まいった。やってくれたね森永。

昔クラスメイトに森永って女の子がいたんですけどね、こいつがまたアホ丸出しなんですよ。
何がアホってテンションがアホなの。テンションがアホ高いの。
登場したばかりの江頭2:50みたいなテンションを四六時中保ってるんですよ。
給食の時なんかご飯が少し多く盛られただけで「ご飯多いんだけど! アハ!アハハハ!」
っていうね、ご飯減らすのもいいけどお前のテンションも少し減らせっていう話なんですよ。

まあそんな話は全く関係ないんですけど、今日道路を歩いていたんです。
道路っていろいろな物が捨ててあるじゃないですか。煙草の吸殻から空き缶から、それこそ
犬とか猫まで捨ててあるじゃないですか。道端で処女を捨てるようなビッチすら出てくるご
時世じゃないですか。

なのでね、僕も何が捨ててあろうともそうそう驚かないつもりだったんです。そこそこの免
疫力は出来ているものだと思っていたんです。
だけどとんだ甘ちゃんだったね。今日道端に捨ててあるものにビックリした。

いや、歩いていたら紙パックが捨ててあるんですよ。
コンビニなんかで500ml紙パックの飲み物が売っているじゃないですか。あれのパックがズ
バッと捨ててあったんです。泥みたいのにまみれて捨ててあったんです。
何気なくそれを見たんですけど、ビックリしたね。そんなことがあっていいのかとビックリ
したね。

「ハイチュウドリンク」

ハイチュウドリンクって飲み物の紙パックが捨ててあったんです。
いやいや待てと。自他共に認めるハイチュウフリークの僕ですら震え上がった。青リンゴ味
とか書いてあったんですけど、僕の方が青くなったからね。やかましいわ。

何、最近コンビニ行ってないんでわからないんですけど、近頃はこんな飲み物が売られてる
の? そしらぬ顔で小岩井ミルクコーヒーの隣に置いてあったりするの? ハイチュウドリ
ンクが。

僕は飲んでないです。飲んでないんですけど敢えて言おう。馬鹿じゃないかと。
美味いわけないじゃないか。
僕はハイチュウが大好きです。食っちゃらハピハピです。ですけど、アレが液体になって美
味いわけがない。あの濃厚で芳醇な味はソフトキャンディだからこそ楽しめるものであって、
液体で飲んで楽しめるわけがない。そらパック道端にポイ捨てされるわ。

なに、どういう状況であれを手に取るの。ご飯と一緒に? から揚げ弁当と一緒にハイチュ
ウドリンク? ポテトチップスと一緒にハイチュウドリンク? 煙草と一緒に? cancanと
一緒に? わけがわからない。絵が見えてこない。

とりあえず今度単品で買って飲んでみる。
森永の力を試してみる。
2007年6月19日 多様性
僕らの生きているこの宇宙船地球号の乗員であるところの生物は(したり顔で生物なんて言
うならばその定義を教えろやカスというお話は大好きですが今回はスルーします)まことに
多様であります。
これは地球に限ったことなのか宇宙全体にそういう法則が在るのかどうかはわかりませんが、
生態系は多様性を求めます。
昆虫や哺乳類や爬虫類、その分類の中に更に種類が数多くあり、個体個体の性格も違います。
犬や猫だって優しい性格のやつがいたり、寂しがり屋のやつがいたりするわけです。もちろ
ん人間だってそうです。ポジティブな人間、ネガティブな人間。ロリコンがいたりショタコ
ンがいたり、マゾがいたりサドがいたり、中にはウィーラブアナル!! とか叫ぶキチガイ
がいたりと実に多様です。

これは多様性が無ければ、言ってしまえばたった一つの病原菌で地球上の生物が全て死滅し
てしまう可能性があるからです。
僕らの、生命の祖先が、原始の海を漂っていた頃から如何にして種の保存を行うかと試行錯
誤してきた結果が多様性なのです。素晴らしい。

だって世の中に女性愛者の男性しかいなかったら、女性がいなくなったら人類は滅亡してし
まいますからね。そんなときのためにホモやショタが存在するんです。

近未来、核を用いた戦争によって荒廃した地球。
その戦争によって女性という女性は死滅してしまった。残された男性はなんとか毎日を生き
抜いていた。だがそこには潤いがなかった。オスという種は本能でメスを求めるものなのだ。
全ての男性は荒れ果てた世を忘れるために、すべからくオナニーをした。

生き残った男達で立てたプレハブ小屋の一室で、ひとりの男がオナニーに興じていた。
「あおおっ、美智子、美智子……何故いなくなってしまったんだ……!」
コウジは亡き恋人を思いゴシゴシとペニスをしごき、精液と共に思いを馳せる。
その痴態をドアの隙間からのぞく人影があった。
「ああ……コウジさん……あんなに大きく……!」
それは普段からコウジに懐いていた弟分のユウタだった。コウジの逞しい体と恐怖すら感じ
させるほど勃起したペニスに魅せられ、ユウタはその場でアナルをほぐしだした。
「あああ……コウジさん……! 僕……!」
グチュグチュッ!!
「誰だ!!」

ユウタはオナニーに熱中するあまりに物音を立ててしまい、コウジに気づかれる。
「僕です……コウジさん」
「ユウタか……お前そこで何をやって……」
「コウジさん、僕、もう準備出来てます。抱いてください!!」
「ユウタ……随分大胆になるんだな。いいぜ、お前を男にしてやる」
「コウジさん!」
「ユウタ!」

「あおぉおおおーっ!!」


そうしてコウジとユウタは13人の子供をもうけ、新世界を創造していった。
ガチホモは幸せな家庭を築き、ノンケは死に絶えるか男に目覚めたのだった。


という風にね、世界に多様性があればこんな状況になっても人類は生き残ることができるわ
けです。今、世間一般で言うキチガイだとか変態だとか、そういった存在も必要悪なのかも
しれません。

多様性というものは大切です。
自分と違うからと言って排他する行為は愚かなのです。
2007年6月18日 モラトリアム
こんにちは、アナル無職のたくろうです。
先日のラジオにて骨髄に腸液が流れてるんじゃねえかって勢いでアナルアナルと連呼してお
りましたが、アレは全て殴り応えのある金玉にインスパイアされたものです。飲まイェイ。
なのでホントのとこは殴り応えのある金玉さんがアナルにおける始祖鳥的存在です。
そこんとこヨロシク。

そんなわけで職が無い状態を維持している僕という存在です。ごきげんよう、スール共。
そりゃ僕もね、自分の状態がわかってます。ファイナルファンタジーにおける「すっぴん」
の状態だってことは分かっています。「すっぴん」で「銭投げ」してる状態だってことは
重々承知しております。もうポーションすら切り詰めていかないとマズイんじゃねえかって
状況だからね。

そんな状況だからね、もちろん職を探すわけですよ。
探すって言っても派遣の仕事を探しているというチキンな感じなんですけど。そしてその派
遣すら干されているような状況ですけど。何か、僕は(社会的に)いらない子か。

派遣のサイトやら転職系サイトやらを色々見ていると、『面接マニュアル』みたいのも発見
して色々と読むわけなんですけどね、なんか今は酷いみたいね。

その『面接マニュアル』で言っていることは、「あまり面接マニュアルに頼りすぎるな」と
いうことでした。
おいおい何をトチ狂ったことを言ってるんだてめぇも面接マニュアルじゃねえかって話なん
ですけど、要は教科書的なことばかりを言っても始まらないと。ある程度ぶっちゃけて、自
分の言葉で自分のやる気をアピールすることが大切ですという話でした。

その記事を読んで思ったのは、皆やる気がねぇんだなって話なんですよ。
言うてしまえば僕だってやる気は無い。「働きたいんですぅ! 畜生の如くこき使ってボロ
雑巾のように捨ててくださいいぃ!!」みたいなことは間違ってもいえない。というか言う
時点で色々間違ってる。

皆が自分の就きたい職に就けるわけではないし、色々と妥協をして仕事をしている人が大半
だと思います。
その妥協をした末の企業面接。正直この会社のために命を捨てる覚悟で仕事をできるかとい
われたら「NO」としか言えない。口から出るのも自然と借り物の言葉になる。マニュアル本
のような受け答えになってしまう。

他の人はどうかわかりませんが、僕は基本的に嘘が付けない人間なんですよ。
面接なんかでも「御社に死ぬまで尽くします!」とか「自分のやりたいことをさせてくれる
自由な社風に惹かれました!」とか「社長! しゃぶります! ジュパジュパ!!」なんて
いう思っても無いようなことを言えないんです。不器用なんですよ。

このマニュアルの言うように「とにかくやる気を見せろ」って言われてもその「やる気」が
無いんだからしょうがない。なんという無気力。なんという糞ニート。

だから本当にやる気を自分の言葉で言えるような企業に出会えるまで、僕は就職が出来ない
のかもしれません。「しゃぶります! しゃぶらせてください! 綺麗にさせてください!」
とか言える社長に出会えるまで僕は就職できないのかもしれません。

そんな厨房みたいな考え方をしながら厨房みたいなモラトリアムにどっぷり浸かっています。
嘘を付くことを覚えないとダメですね。


最近彼女とアナルセックスしました。

嘘です。
2007年6月14日 2歳
いやー、色々と紆余曲折ありましたが、2年もこうやってアホな文章書いてるわけですよ。
何がビックリしたって、今日このサイトの2周年記念日だってこと忘れてましたからね。
ヤバイヤバイ。記念日忘れるとかモテない男の要素ナンバー3くらいに入るんじゃねえか。
まあ僕はそのほかにもキモイだのネクラだのネガティブだの色々とモテない要素満載のス
ペックだから問題ないけどな。

何で忘れてたかってね、完璧に意識が明日の24時間ラジオに向いていたんですよ。
「明日だ、明日だ……」とか言ってモニター前に体育座りでガタガタ震えてましたからね。
主に下腹部がガタガタ震えてましたからね。

とりあえず僕が言いたいのは、2年間も頑張れたのは主に僕自身の惰性であるということと、
残りの30%くらいが皆さんが回すアクセス数であると言いたい。

皆さんが分けてくれる元気が無ければ僕はこんなに頑張れなかった。リアル元気玉みたいな
もんです。ここで別にてめぇに元気分けたつもりはねぇよって思った人はツンデレ。

とりあえず、「あ、やべぇ、2周年記念日に更新しないとかありえねぇ」って思ったので、
こちらを更新してみました。
かなりカオスでクソな感じに仕上がっておりますので、宜しければ侮蔑ください。

まあ正直これ書いてる時点で15日0時40分なわけなんですけど、まあそれはそれで。
アレがコレで。マンディがマンディな感じで。多分このネタわかる奴はいない。

グダグダと書いてきましたが、僕が言いたいことはひとえに感謝の気持ちです。
見てくれてありがとう。そう、君だ。君がいるから僕は書き続けられる。

僕の理想としては淡々と更新を続けていくという姿が理想なので、理想に近づけるように精
進していきたいと思います。頑張ります。

これからもよろしくお願いいたします。


えーと、マンコ!
2007年6月13日 出すとこ出してたわわになったら
いやー、暑い。
関東はまだ梅雨入り前だというのにこの暑さ。僕の財布は氷河期なのに。やかましいわ。

そんなわけで無職といううらさむいポジションの僕ですが、暑いものは暑いんだからしょう
がないんですよ。うちのパソコンなんか筐体内の熱を排出しようとガンガンクーラーが回る
もんだからうるさくてしょうがない。「ブーーーーー」とか言ってんの。何だ、僕の人生が
「ブーーー」なのか? あ? お? ん゛?(涙目)

もうね、あれでしょ。世のニョショウ共はモロンと足だの肩だの陰毛だのをさらけ出すんで
しょ? 「あちー」とか言って肌をバロンと出すんでしょ。
言っときますけど、そんなん無駄ですから。僕にとってはそんなもんただの分子ですから。
ホントわからないんですよ。生足をベロンと出して「セックシィー」とか言ってるのホント
理解できない。
だってお前ら出すとこ出しといて、生足をボロンと出しといて僕がそれ見たら「ヤダ……マ
ジキモイ……」「メガネ曇ってる……」「絶対無職……」とか言うんだろ。
僕がそれを見ただけですぐさま隠そうとするんだろ。僕の目はヤバいのか。見られたらヤバ
いのか。そうか。なんという邪眼。

僕が言いたいのは、見られたら隠すぐらいなら最初から出すんじゃねえよって事ですよ。何
が「絶対無職」だ。当たってるわ馬鹿。
ううん、でも本当はわかってるの。その足は僕に見せるためじゃないってわかってる。
愛しのカレに見てもらうために、あわよくば舐められたりするために出してるんだよな。
最近カレとマンネリ気味だから、肌をバサッと出して刺激的な夏にしたいの! ってことな
んだよな。

刺激的な夏はいいんですけどね、今思い出したんですけどね、生足関連でもうひとつ理解で
きない話があるんですよ。もう全然意味がわからない話があるんです。

かなり昔の話になるんですけど、TMRっているじゃないですか。西川なんたらっている
じゃないですか。あの人の曲で『HOT LIMIT』ってのがあるんですけどね、これの歌詞が本当
に意味がわからないんですよ。
これがリリースされたのは1998年なんですけど、当時子供ながらに思った。「意味がわ
からない」と。

普通の歌っていうのは意味を持つものじゃないですか。何か「伝えたい」というものを言葉
にして表現するものじゃないですか。そりゃあ比喩や修辞的表現によってわかりにくくされ
ているものはあるにしろ、大抵の場合理解ができるものじゃないですか。

だけどね、この『HOT LIMIT』だけはね、全っ然、わからない。
こんだけ言ってるとファンの方に怒られそうですけど、逆に教えてもらいたいんです。
ホント、これどういう意味? って。

問題の歌詞の一部はこちらです。もうイキナリなんですけど

『YO!SAY、夏が胸を刺激する 生足魅惑のマーメイド』

別個に見ていくと、

『YO!SAY』
YO!SAY!

『夏が胸を刺激する』
そうだね、ひと夏のアバンチュールへの期待でビンビンだね!

『生足魅惑のマーメイド』
そうだね、生足が魅惑的なマーメイ……ド?……

何?

『生足魅惑のマーメイド』って、何?
参考資料:マーメイド


皆さんが思い描くマーメイドがどんなのかはわかりませんが、僕はマーメイドといったら上
半身が人間で、下半身が魚という動物なんですよ。これ、どう考えても生足ないじゃないで
すか。下半身鱗に覆われてるじゃないですか。

生足が魅惑的なマーメイドってそれは既にマーメイドじゃねぇじゃんか!

何か、この作詞した人は上半身が魚で下半身が人間のマーメイドを思い描いたのか。
下半身の生足が如何に魅力的でも、上半身が魚の女と夏をすごそうと思いますか? もっと
わかりやすくいうと、てめぇ磯くせぇんだよ! って話ですよ。

かわいい女の子の下半身が魚でもいくらか許せる部分はあるけど、下半身だけどんだけ綺麗
でも上半身が魚の女の子は許せない。昔いたじゃん、パプワ君って漫画にいたじゃん、そん
な生き物。アレだぞ?

それを踏まえて思うんです。
夏になって暑くなったとはいえ、肌を出せばいいってもんじゃないと。生足を出せばいいっ
てもんじゃないと。生足を出して「セックシィー」とか言う前に、その魚みたいな顔をどう
にかしろと言いたい。魚拓取りたい。

そしていよいよ僕の生活がHOT LIMITに達しそう。炎上しそう。
とりあえず今日はマーメイドをオカズにしよう、と現実逃避に耽る僕でした。
2007年6月12日 えぬじーわあどから人が流れて来まくってるから
下のエントリーみたいな気持ちの悪い記事を載せておくのもアレだなと思い、サクッと過去
ログでも載せてみようと思います。2年やってて初めての過去ログ日記。
これは僕がまだ働いていた頃の日記やでぇ……。

過去ログとはいえmixiのほうにアップしてた記事なので読んだことある人は少ないと思う。
そんなわけでどうぞ。





今日も僕が唯一他人と物理的に触れ合える空間であるところのスシ詰満員電車中でこんなこ
とを考えていました。 

ウルトラマンってドSだなと。 
そしてその世界に住まう人々はドMだなと。 

ありえないっすよありえないっすね。 
巨大化して地球を守るために怪獣と戦うのはいい。むしろその深遠なる愛に思慕の感情すら
湧きます。 それはいいんすけど、「怪獣を倒すため」という大義名分の下に地球壊しすぎ。 
今こそ満を持して言おう。 

「やめろ! 地球を壊す気か!」 

まあ惑星破壊クラスにまでなることはあまり無いにしても、ひとたび彼が戦えば街には甚大
な被害をもたらすことうけあいなわけなのです。 
もうね、街壊しすぎ。ビル倒しすぎ。 
これはもう人類とウルトラマンとの壮大なるSMプレイですよ。 

自分達の住んでる町をめちゃめちゃにされてるにも関わらず、そこに住む人々は「ウルトラ
マン! 頑張って!」
これはSMプレイで言うと「もっと! もっとぉおぉお!」にあたるわけでございます。
 
もう新人建築家が苦労して苦労して建てたビルとか一瞬にして葬り去るからな。 
建築家は「うわぁあ! 俺のビルがぁあ! ぐちゃぐちゃにされてるうぅ! ゾクゾクゾ
ク!」とドロドロとした黒い悦びに打ち震えるわけですよ。 逃げ惑う人々だって「ウルトラ
マンに踏まれたら逝っちゃう! 逝っちゃう!」と背筋を震わせながら逃げ惑うのです。 

ひとたび戦いが終わればそこはもう焼け野原。 
終戦直後みたいな有様。 

「私達の街が……こんなにされちゃった……ッ」 
と、その数分前とのギャップにまたゾクゾクするわけです。 

それでも次回にはきちんと復興されていて、そこをまたウルトラマンと怪獣の激しいプレイ
によってグダグダにされるわけですよ。 もうこんなヒドイ高レベルなSMみたことない。 
エロ過ぎる。ヒド過ぎる。 

そんなことをスシ詰め満員電車に揺られながら考えていました。 
今ウルトラマンが出てきてこの電車をチョイと蹴飛ばすだけで僕らは……! 僕らは……!
と、体を震わせながら。




読み直して思ったことがある。
昔の方がキレがあった。
2007年6月11日 いや、不満足だし
どうも、無職です。

僕はね、満足しているんですよ。のっけからの一言に続いて「満足しているんですよ」なん
てほざきますと、僕がまるで無職に満足しているように聞こえてしまいますけど、違います
違います。

ここんところね、満足しているんです。お前らに満足しているんです。
この2日間ね、何か日記を書かねばなるまいと薄暗い洞窟みたいな部屋でモニターの薄明か
りに照らされながら、キーボードを目の前にして日記をしたためようとしていたんです。
何か世界に対して言いたいことはないだろうか。読者に言いたいことはないだろうか。そう
考えながらうんうん唸っていたんです。

それまで僕は数日とはいえ連日休まず更新を続けていました。まあそうですね、(自嘲しな
がら)なんといっても無職なので、WWWの海原を回りお気に入りブログと日記を巡回し派
遣サイトにて仕事のエントリーを済ませばすぐに僕のすべきことはなくなるんです。
あとは野となれ山となれ。オナニー画像を探して巡り歩くくらいしかやることがない。

余談ですが、2日間で10件ほど仕事のエントリーをしたところ、「今回は残念ながらご紹
介を見送らせていただくこととなりました」って10回言われたからね。完璧に干されてる。

話が逸れましたが、そういったわけで僕はすごくやることが無いわけです。月曜日? ボッ
コボコにしてやんよ。
時間がたくさんあるわけなので、せめてこのHPの記事くらいは毎日書こうと、頑張って読
者に楽しんでもらおうと思っていたわけなのです。そういった決意のようなものを胸にPC
の前に座ったわけです。

そして三本目の煙草を半分ほど吸ったところで気づいたのです。
書くことがない、と。

いや待て。時に落ち着け。ヒトは思考する動物だ。一日生きていれば何かしら伝えたいこと
くらいはあるはずだ。僕は書かなければいけないのだ。何かを書いてWWWにアップロード
し、読者に歯牙にもかけられず読み飛ばされるというイニシエーションを経験しなければ今
日という日を終われないのだ。

そうして2日が過ぎた。

2日目の夜、手をキーボードに画面に向かっていると、キーボードのキーの隙間からミミズ
のような生き物が這いずり出てきて、僕の指を食いちぎっていった。やつらは「ホロッホー
ホロッホー」と鳴きながら僕の指を食った。食って食って食いまくった。
それを見ていた僕は耐え切れなくなりキーボードを吐瀉物で汚し、寝た。

そうして迎えた3日目の今日、僕はついに気づいたのです。
僕は満足している。お前らに満足している。世界に満足している。
僕は世界に満足しているから何も書けないのだと気づいたのです。

世界のどこかでご飯も食べれず学ぶこともできず、ただ生まれて死んでいくだけの子供達が、
慢性的栄養失調で頬がこけて目が浮き出ている子供達が、その目で何かを訴えかけるように
富める世界のカメラマンの瞳をファインダー越しに見つめているこの世界に満足しているの
です。
世界のどこかで未熟な母親の未熟な性認識で命を孕み産み落とされた新生児が未熟な母親に
よって殺されているこの世界に満足しているのです。
そして無言の優しさによって僕を包んでいてくれるお前らに満足しているのです。

伝えたいことは何も無い。言いたいことは何も無い。僕は、満足している。

そうして僕はまたキーボードを汚した。
2007年6月8日 かわらないもの
「ええい、この薄汚いブタが!!」「ひぎいぃっ! ひぎいぃっ!」
どうも、たくろうです。

いやー、年を取ると色々と考え方も変わってきますね。

僕小学生くらいのとき、メガネを掛けたいとか思ってたんですよ。同じクラスのメガネ君を
見ては、「ああ、メガネいいなぁ」なんて思っていました。
僕は多分メガネを装飾品か何かだと考えていたんです。まあ、その考え方は間違いではな
かったんですけど。同じようにパッツパツのズボンにあえて無駄にベルトをしてみたり、内
ポケットがある上着を好んできたりと、そういう『無駄』が好きだったみたいです。

まあ結局幼い頃は視力が2.0とか普通にあったんで、悪いどころかむしろ良いくらいのレ
ベルだったんで幸い小さい頃からメガネをかけることはありませんでしたが。
今はめでたくキモメガネの称号を所持しているわけですが、もうあの頃の僕を張り飛ばした
いね。こんな鬱陶しいものを装着したがるとは何事だと。運動するとズリ落ちて来るっつー
の。マジウザイ。
でも僕は思いました。ああ、結局はあの頃の僕は今の僕のことを考えて行動していたんだな
と。このキモメガネキャラっつーキャラ付けを考えて行動していたんだなと。
素晴らしい。プロデュースって範疇じゃねえぞ。

また、昔は目薬を注している大人が全く理解できませんでした。
ひと時の戯れに目薬を借りて自分で注してみたのですが、もう意味がわからなかった。
大人は目薬注した後に目を揉んで気持ちいい〜みたいな顔するんですけど、僕からしたら
単なるアホにしか見えませんでしたからね。必死だなと。お前涙目じゃねえかと。

でも今なら分かる。目薬最高。国崎最高。これネタ分かるやついるのか。
いやね、ホント気持ちいいのな。気持ちいいっつーかリフレッシュっつーか、ヒマさえあれ
ば目薬注したいもの。目薬のプールで泳ぎたい。うるおい補給ってレベルじゃねーぞ。

お風呂だって昔は全然好きじゃなかったのに、そんなものに入る暇があれば遊びたかったの
に、今じゃ金出してスーパー銭湯とか行きたがる始末。風呂上りのビールの旨さは異常、と
か言ってるの。もう見てらんない。

昔はソバ? やっぱうどんっしょ! ソバなんて年寄りに食わせておけよ。ソバ厨必死だな。
とか思っていたのに、今じゃうどんよりソバが食べたい。というか今ソバ食べたい。野菜の
天ぷらソバ食べたい。もう完璧年寄りにカテゴライズされてますからね。見まごうことなく
ソバ厨。

小さい頃は、親子愛! とか人の生き死にとかのTVやドラマを見ても、「はぁ? 何で人
の生き死にで泣かなきゃならねえの。泣くのは動物の死だけなんだぜ」なんて言ってました。
トンがってた。こういうTVとか見て母親が泣いてるのに引いてた。
「パトラッシュじゃなきゃ泣けない」とか言ってた。
そんな僕が今じゃエロゲーで号泣する始末。最近のエロゲーはガチだから困る。
「ゴールっ……!」って単語だけで泣けそう。何が「もうゴールしてもいいよね」だ馬鹿。
前が見えねえじゃねえか。

こうして話を挙げていけばキリがないほどに僕の考え方は変わりました。
「変わったな。お前は変わったよ」って言われても「そんなことねーよ!」って返せない。

数年後の僕が今の僕を見たら「変わったなお前」なんて言うのでしょうか。
そのとき僕はどういう風に変わっているのでしょうか。そのときこのサイトはまだあるので
しょうか。
そういう風に考えると、人生がちょっとだけ楽しくなります。


ただ、産まれたときと今で変わってないことが一つあります。



無職でござる! 無職でござる!
2007年6月7日 愛すべき
派遣会社の仕事、毎日毎日エントリーしても即日で「だが断る!」とメールが飛んでくる僕
です。今日なんか酷かったからね、エントリーして1時間後くらいに「ダ・メ♪」ってメー
ルきたからね。3つエントリーしたら3つとも却下だからね。プギャーッ! って話だから
ね。いやいや、笑えない。社会適応能力なさすぎワロタ。

そんな感じで、まあ皆さんには微塵も関係のない、微塵も興味のない話をしたわけですけれ
ど、ご機嫌いかがでしょうか。

いや、バカボンのパパになりたいんです。唐突ですけど。
あのカオスな感じが好きなんです。『天才バカボン』とか言ってますけど、実際バカボンっ
て天才でもなんでもない、ただの心の優しいアホの子なんですよね。天才なのは次男のはじ
めちゃんの方で。あれ? はじめちゃんて次男? 長女? まあいいや、はじめちゃんふた
なりでいいや。
まあ今の話でご理解いただいたとおり、僕天才バカボンて1回くらいしか見てないんですよ。
むかーしやってた再放送を1回見ただけなんですよ。多分。

最近こんなアバウトな感じで物事を語ることが多くなってきましたけど、僕自身もなんかア
バウトな感じなんでひとつご容赦願いたい。存在自体がアバウトなんでご容赦願いたい。

まず『天才バカボン』て時点でカオスじゃないですか。バカボン天才でもなんでもないじゃ
ないですか。『バカボンのパパは天才だった』とかなら良いんですよ。なんか純文学小説み
たいなタイトルになってますけど、それなら良い。でも天才どころかアホの子を捕まえて
『天才バカボン』なんて酷いと思う。ジャロに電話ジャロ。うん、今の発言も酷い。

そんなアホな息子を持つ二児の父、バカボンのパパは昔は天才だったんです。産まれていき
なり「天上天下唯我独尊」って言ったらしいですからね。ちょうクール。
そんな御人なんですが、彼は交通事故に遭って口から脳が飛び出して近くに居た馬の口に
入ってその馬の口から飛び出してきた脳がバカボンのパパの口の中に入ってから馬鹿になっ
たらしいんです。なんというカオス。
脳が口から出て馬の脳を飲み込むという人類史上に残るスプラッタ・シチュエーションに遭
遇しながらも馬鹿になっただけでピンピンしてるあたり、素敵すぎる。そら馬鹿にもなりま
すよ。脳が口から飛び出るて。

そんな彼もいまや妻を持ち、二児の父ですよ。生命力が凄まじいですよ。
そんな家族を養う立場のバカボンのパパですが、彼って無職なんです。
無職でありながら3人を養っているんです。あれ、これ養ってるって言うのかな。

でもこれは凄いことじゃないですか。同じ無職として尊敬するしかない。
だって所帯持ってる時点で働かないとかありえないわけですよ。ありえないどころか下手す
ると一家心中すらありえるわけですよ。
それなのに彼は陽気に「タリラリラ〜ン」とか口走りながら息子のバカボンとアホなことし
て奥さんに怒られてる。奥さん、そこ怒るところちゃう! まず職に就かないところを怒る
べきや!

なんかよくわからないんですけどね、愛が溢れているなと思うんです。
バカボンはバカボンでアホなりに家族思いの優しい子ですし、ハジメちゃんは天才ですし、
奥さんは奥さんでやたら寛大じゃないですか。
バカボンのパパなんて凄いなと思う。彼はいつでもどこでも「バカボンのパパなのだ」と言
うんですよ。常に自分は父として行動しているんです。
バカボンのパパとしては『常に自分はバカボンのパパであり、ひいてはバカボンは自分の息
子として恥ずかしくない子供である』と明言しているんですよ。
素晴らしい愛。

まあ、じゃあハジメちゃんの立場ないじゃねえかって話なんですけどね。

そこはほら、バカボンのパパって馬鹿だから。
僕もあんな風にハートフルな馬鹿になりたい。自分が無職とかどうこうとか考えられないほ
どの馬鹿になって「タリラリラ〜ン」とか口走りたい。

そうすればほら、窓に鉄格子が付いてて拘束具付きのベッドがある大きな白いお家に行ける
じゃない。将来の心配なんてしなくていいじゃない。ある種。

これはもう末期かもわからんね。
えへ、えへへへへ。
2007年6月6日 またの名をラベリング心理
人間はレッテルを貼りたがる生き物だ。
この場合レッテルをキャラクターと言い換えてもいい。

最近のテレビを見ているととにかくキャラクターを付けて売り出す、というものが流行って
いる。お笑い芸人はキャラクターを付けて売り出し、持ちギャグを売りにメディア進出を図
る。

例えばアキハバラのオタク、なんて言えば分かりやすいだろう。
「アキバのオタク」というフレーズを聞けば、大多数の人がある程度共通したキャラクター
を思い描くだろう。デブかガリガリかで、頭にバンダナを巻いて、ケミカルウォッシュを嗜
み、おや海釣りにでも行かれるのですかなと言いたくなるようなやたらポケットがたくさん
ついたベストを装着。リュックを肩に掛け、手に持つ紙袋には瞳が顔の面積の半分を占める
ようなデフォルメされた少女の絵が描いてあり、そこには丸めたポスターが突き刺さってい
て……。
そこには「オタク」というレッテルが存在する。

僕みたいなキモメガネが、「ちょっくらアキバに買い物行って来るわ」なんて言えば、たち
まち「エロゲーよ、エロゲーを買いに行くのよ」「エロゲーに間違いないわ」というエロゲ
オタのレッテルを貼られるだろう。いや、正直大正解だけども。

犯罪が起こった時なんかもそうだ。
少女誘拐事件が起こり、犯罪者宅が家宅捜索されたときに陵辱系エロゲーが出てくればすぐ
に「エロゲーに影響されて……」とエロゲーに悪のレッテルが貼られる。
少年犯罪が起こり少年宅を捜索するとそこには無数のゲームや漫画があった、なんて時には
ゲームや漫画に悪のレッテルが貼られる。

とにかく人間は、目の前の対象物にレッテルを貼りたくてしょうがない生き物なのだ。
レッテルやキャラクターが分からないと安心できない生き物なのだ。

かく言う僕もレッテルを貼る。自分自身にレッテルを貼りたがる。
今までは「童貞」だった。

23歳童貞は美味しかった。
たまにふと素に戻ってガチ鬱になる瞬間はあったけれど、往々にして美味しかった。
例えば「クリトリスが感じるんだろ? あ? こんなに堅くしていやらしい女だな」なんて
事を書けば完璧に馬鹿丸出しな勘違い野郎なわけだけど、「クリトリスが感じるんだろ? 
あ? こんなに堅くしていやらしい女だな。まぁ僕童貞ですけど」と書けば美味しいのだ。
面白さと哀愁を感じさせる文章になる。愛しさと切なさと心強さを感じさせる文章になる。

僕は自分が童貞であるということをいかんなく発揮し、最大限に利用し、がっぷり童貞の上
に乗っかっていたのだ。『童貞であることを憂うエロゲオタキモメガネ』というぬるま湯に
ザブザブ浸かっていた。いつか来る(だろうと思っていた)未来を見ないようにして。

しかし僕は童貞を失った。レッテルは無くなった。目を逸らしていた未来は来た。

童貞を失った僕は新しいレッテルを探し求めた。
なんかこうネガティブで腐臭がして目を背けたくなるようなレッテルを探した。
そして見つけたレッテルは『無職』だった。

いやマズイ。無職はマズイ。ニートですらない。純無職。収入ゼロ。支出莫大。被害甚大。
無職キャラを売りにしたって破綻することは目に見えている。そのうちサイトで日記なんて
書いてる場合じゃなくなる。上野公園でキャンプ生活になる。空き缶うめぇ! 炊き出しう
めぇ! とか言うことになる。さすがにマズイ。ちょっと面白いけどマズイ。

だけどレッテルが無いと不安になる。役割が無いと不安になる。職がないと不安になる。
このレッテルはダメだ。無職ってのはダメだ。ハイリスクノーリターンだ。

新しいレッテルを探さないと。
人間ってのはレッテルを貼りたがる生き物なのだ。
2007年6月5日 24時間ラジオのお知らせ
1万ヒット達成!!
10000を踏んだのは、--マイナス--のたくろうさんでした!
うん、嬉しいような哀しいような、複雑な心境。 お前ら9972とか9987とかどうでもいい番号ばっかり踏みやがって、美味しいところ ばっかり僕にくれるんだから。お前らホント空気読めてるな。読めすぎて逆におかしなこと になってるじゃねえか。 ともあれ、皆さん日頃のご愛顧ありがとうございます。24時間ラジオ決定しました。 こう書くと僕がラジオやりたくてしょうがなかったみたいになってますけど、全然ですから ね。いや、普通のラジオであればそうでもないんです。やぶさかではない。 普段であれば絶対接することのないであろう方々とリアルタイムでコミュニケイトできるも のですから、普通のラジオであれば僕だって乗り気です。 でもね、普通に考えてみてくれよ。常識的に考えてみてくれよ。 24時間ぶっ続けでラジオなんて頭がおかしいとしか思えないじゃないですか。 そりゃあね、ちょう大手サイト様なんかはやる価値があると思うんです。1日1万ヒットと かしているような素敵サイトならば意味がある。 読者数が多いわけですから継続的に掲示板が動くわけだし、人気があるわけだから、この面 白テキストを書いている人の声やトークはどういう感じなんだろうと興味もそそられるわけ ですよ。 それに対してこのサイトなんて過疎もいいところですからね。 1日ヒット数20とかですよ。しかもページビュー(単純にページを開いた回数)。アホか と。大手サイトが1日で稼ぎ出すヒット数を2年掛けてギリギリやっと稼げる程度ですから ね。もうね、何度死のうと思ったことか。何度鬱になったことか。 こんな感じのネガティブ過疎サイト管理人が24時間ラジオしたところでリスナーなんて付 く気がしない。大体早朝から夕方に掛けてなんて聞く奴いねーだろ。 2年掛けてヒィヒィいいながら1万ヒットの過疎サイトなので、リスナーがいない=掲示板が 動かざること山の如しになること請け合い。 一応僕もセットリスト的なものを用意はするんですけど、いかんせん長丁場。すぐに用意し た内容は消化してしまうことになるんですよ。 話すことはなくなり、掲示板も動かず、眠気と戦い、リスナーが離れ……という地獄と化す こと請け合い。ロープの輪に首を通すこと請け合い。 いや、まあ実際ね、6月14日までに1万ヒットなんてどうせしねーんだよって思ってた。 こんな過疎サイトに人が来るなんて馬鹿なこといってんじゃねーよって思ってた。 そう思っていたんですけど、皆さん思いのほかできる子だった。思いのほか暖かい方々だっ た。 正直、24時間ラジオなんて成功する気はしないんですけど、上記したような地獄絵図と化 すのが目に見えているんですけど、やっぱり恩返しというか、ありがとうの気持ちだけは表 さないといけない。 言うだけならラジオで一言「ありがとう」っつって終了してもいいんですけど、やっぱり皆 さんが貴重な時間を割いて毎回毎回足を運んできてくれていたので、僕もそれなりの覚悟を 持って感謝しないといけないと思います。 だから、やります。 24時間ぶっ続けで、ラジオやります。 --1万ヒット&開設2年間ありがとう24時間ラジオ-- ■放送日時■ 6月15日夜〜6月16日夜迄 (予定) ■放送URL&放送スレ■ 放送直前公開 ■セットリスト■ ・皆にありがとう ・アクセス還元相互リンク先案内 ・オナネタ募集 他 えっと、今のところこんな感じです。 改めて文字にしてみるとセットリストがザックリしすぎてて既に危うい感がプンプンする。 放送までまだ時間があるので、色々と考えてみたいと思います。 とにかく相互リンク先にお邪魔して、本当の意味でお邪魔して、色々時間を潰したいと思っ ておりますので、要望等あればメールフォームでお気軽にご連絡ください。 またセットリスト・日時などの変更があれば随時更新していきます。 再度になりますが、サイト開設から苦節2年。 1万というヒット数を出すことができたのはひとえに読者の皆様および相互リンクサイト様 のおかげであります。ありがとうございます。そしてこれからも宜しくお願いいたします。
2007年6月4日 素敵ワード
ブロガーやテキストサイト管理人が日々考えること。
それは今日の晩御飯のことや今日はお気に入りのエロ雑誌の発売日だから買って帰ってそれ
はそれは情熱的なオナニーをしてやろうということやちんちんがかゆいってことや脳内肉奴
隷の調教方法。その片手間に日記のこと。

まあ大体のブロガーやテキストサイト管理人はこんな感じの脳内グラフになってると思うの
ですけれど、僕は違う。もう一日中日記のことばかり考えている。朝起きたらすぐさま日記
の記事について考えるし、ウンコしながら日記のことを考えるし、「あぁ……日記かわいい
お……めちゃくちゃにしてやりたい……!」って考えながらオナニーします。日記は僕のオ
ナペットです。しゃぶれよ。ジュパジュパ。
まあ何で僕がこんなに日記のことを考えるかっていうと、それはひとえに無職だからってだ
けなんですけどね。何がしゃぶれよだ馬鹿。もう見てらんない。

僕もまあこんな風に好き勝手に書き散らかしてますが、カスみたいな事ばっかり書いてます
が、やっぱり人に見せるということで、日記を見た人に満足してもらえているのだろうかと
言うことは考えます。
もちろん僕がこんなことを考えるのは、「僕の文章でみんな満足してる? 気持ち良くなっ
てる? イッた?」なんてことを考えるのは思い上がりにも程があるって話です。僕みたい
な無職メガネでみんなが満足なんてするわけがない。私のカラダじゃ満足できないって解っ
てるの。
でもね、それでもやっぱりなんとか楽しませたいって思ってるんです。貴重な時間を割いて
見に来てくれているんだからなんとか楽しませたい。

やっぱり僕らテキストサイト管理人にとって、「読者が楽しんでいるかどうか」っていうも
のの答えはアクセス数だったりコメント数だったりするんです。
大手サイトなんかになると僕が2年掛けて稼いだ1万というヒット数も半日で稼ぎ出すって
レベルがほとんど。コメントなんてあまりに付けられるので閉鎖してますなんてのもザラで
す。
やっぱり面白くなければ人は来ないし、コメントはつけない。ニーズに応えていなければ人
はこないものです。

かくいう僕もアクセス解析を導入しておりまして、毎日毎日「今日は何人きたかな? ワオ、
20人もきてる! 今日は寿司だな!」なんてことをしているわけです。
そのアクセス解析の機能の一つに「検索ワード解析」という機能がありまして、これは「ど
の検索サイトから」「どのフレーズで」このサイトにアクセスしているかがわかるというも
のです。
これである程度読者のニーズがわかるというもの。

でもね、またこれが酷いものでね、いくつか挙げてみると「少女、アナル、陰茎」だとか
「メイド精液溜め」だとか「カーンチ、セックス」だとかエロ関係ばっかり。
「カーンチ、セックス」なんてアホ丸出しですからね。セックスをどうしたいのか言えと。
「カーンチ、セックス!セックス! セックスゥ!」みたいになってますからね。サービス
サービスゥ! みたいになってますからね。エヴァ厨か。
僕はこんなやつらの為に「みんな楽しんでくれてるかな」なんて考えてたのか。泣ける。

僕はこれを見てね、やっぱり皆そういうのを求めているのかと。少女メイドがアナルに精液
溜めてカーンチ、セックス! みたいなのを求めているのかと。
そう思っていたらね、すごい検索ワードで来訪なさった方がおられました。

検索ワード「ふざけんじゃねえよ夏」

もうね、コーヒー吹いた。モニター濡れた。僕も濡れた。
多分昔ドラマでやってた「愛なんていらねえよ、夏」と掛けていると思われるのですが、シ
ビレたね。久々にシビレたね。カッコ良すぎるじゃないですか。この毒々しさに見え隠れす
る哀愁。夏という誰もが開放的になる季節、誰もが少しノスタルジックになる季節に対する
怒りと悲しみ。それを一言で表現している。素晴らしすぎる。
検索先に飛んでみてもマイナスとの関連が皆無なのが更に素敵。

僕はこの人の為に頑張ろうと思った。
こういう厭世的なセンスを見習いたいと思った。

カッコイイわ。
2007年6月2日 僕が引きこもる理由
僕みたいな人間がこんなことを言ったら失礼かもしれないんですけど、僕って基本引き篭も
りなんですよ。いや、引き篭もりとすら呼べない、引き篭もり気質ってだけなんですけど、
とにかく家の中が大好きなんです。家の中で一人でずーっといれる人間なんです。

なんでってね、とにかく外は怖いんですよ。恐ろしいことこの上ない。
だって時速60キロとかで鉄の塊がビュンビュン走ってたりするんですよ。チンピラに絡ま
れるかもしれないんですよ。女子高生が僕を見て「ちょっとヤダ……」「マジキモイ……」
「マジメガネ……」とかヒソヒソ話したりするんですよ。僕を見て犬が吼えたりするんです
よ。すれ違うおっさんが僕を見て「チッ」って舌打ちしたりするんですよ。子供が僕を指差
して「イーッ! イーッ!」とかショッカー戦闘員の真似するんですよ。
めちゃ怖い。めちゃ恐い。

まあ恐いとはいえ一人暮らしで外に出ざるを得ないので出かけるんですけど、基本出たくな
い。ただ酒を飲む場合に限れば、家で飲みたくないんですけどね。

家で酒を飲むと楽で良いんですけど、すぐ寝ちゃうんですよね。僕が寝ないにしても誰かし
らが寝だすので、だんだんとなし崩し的に雑魚寝になる。そしてイケメンが一緒に飲んでる
女の子とヨロシクやりだす。これが嫌なんですよ。死ねと。死ねと。何が酒を飲んでも飲ま
れるなだ。ナニがナニに飲み込まれるって? あ? お? ん゛ん゛?

まあ女の子がイケメンのナニを飲み込むだとかそういうことはおいといてですね、家で酒を
飲むと緊張感がなくなるんですよ。酒屋で酒を飲むときにはピリピリしてるじゃないですか。
ここでツブれるわけにはいかない。家に帰る余力を残しつつ場を楽しまなければならないと
いう自分との戦いなわけです。家で飲むとそれが無くなる。緊張感がなくなる。グダグダに
なる。それが嫌なので酒を飲むために外に出るわけです。

で、まあ酒屋でビールなんかを飲んでいると、当然あの、催してくるわけじゃないですか。
膀胱がフィーバーしてくるわけじゃないですか。「(尿道の)ATフィールドが突破されま
す!」ってマヤちゃんアナウンスしてくるわけじゃないですか。
そうしたらまあトイレに行って用を足すわけじゃないですか。俗に言う『花摘み』に行くわ
けじゃないですか。そこで「(尿意)シンクロ率が400%を超えています!」「ありえな
いわ! まさか……(膀胱が)暴走!?」みたいな感じで尿を撒き散らすわけですよ。全然意
味わからんけど。

そこでね、トイレが小さければいいんですけど、大きいところあるじゃないですか。女性に
は良く分からないかもしれませんが、小便器が並んでて、大きい時用の、多い日用の個室が
2つくらいあってっていうトイレあるじゃないですか。
ああいうところでね、尿をするのが怖いんですよ。ああいうところは大概小便器に放尿をし
ようとすると、大便器のある個室に背を向ける形になるんです。つまり背中がガラ空きにな
る。これが怖いんですよ。
だって誰かが包丁とかバールのようなものを持って個室に隠れていて、入ってきた人を無差
別に攻撃するかもしれないじゃないですか。
人間って悲しいもので、放尿中には多分背中とか刺されそうになってもそうそう振り向けな
いと思うんです。「振り返ったらチンコ見える」「尿を撒き散らしちゃう」「服にかかる」
とか良く考えればどうでもいいことをゴチャゴチャ考えてしまって、そうそう振り向けない
ものだと思うんです。
抵抗できないものだから、もう成すすべなく包丁でザックリ刺されたり、バールのようなも
ので殴られたり、ケツを掘られたりしてしまう。クソミソな感じにされてしまう。腹がパン
パンだぜってレベルじゃねーぞ。

だから僕は用を足すときは個室を確認したり、今襲われたらどうしようと心の準備をしつつ
放尿をするのです。いやマジで。皆なんであんなにフランクな感じで、淫売な感じで放尿で
きるのかわからない。

いやー怖い。外ちょう恐い。トイレ恐い。
2007年6月1日 アニマートヒーローズ第五話『The smiling child』にいたく感動した
まあ皆さんからすれば僕が何に感動したとか何でオナニーしたとかどの検索サイトで職を探
しているなんてのは心底どうでもいい、ポルトガルのカステラの価格よりもどうでもいいこ
とだと思うんですけど、感動した。

僕って自分で漫画雑誌を買って読んだりってビタイチしないんですよ。24年間生きてきて
ジャンプやマガジンやサンデーやヤンジャンやヤンマガやビジネスジャンプなんかを買った
事がない。唯一買う漫画雑誌はエロ本のみ。一時期快楽天をアホみたいに買ってた。表紙が
村田蓮爾ってのがアツくてアホみたいに買ってた。

このアニマートヒーローズってのはヤンジャンに掲載してるんですけど、この漫画に出合え
たってのが奇跡的なんですよね。
読んだのは最近なんですけど、このヤンジャンって発行されたのが3月29日なんですよ。
それでこれを読んだのは普段雑誌を買わない友達の家で、偶然にこの号を買ったって話だ
ったんです。

僕が読んだのも完璧暇つぶしだったんですよ。雑誌なんて単発で読んだって全然話がわから
ないじゃないですか。実際読んでも全然わからなかったんですよ。何か暴力と性欲の支配す
る雑誌だなぁとしか思わなかった。だって書いてあることが「ビキッ!」とか「!?」とか、
「顎の骨が割れる嫌な感覚が足に残ってるでッ!!」とか、「あたしにもいつか……そんな
純粋な気持ちになれることがあるんでしょうか……」とか言いながらパンツ丸出しの構図だ
ったりとか、とか、「カーンチ、セックスしよっ」とか、「アタマがフットーしちゃうよぉ
おっ」とか、「悔しいっ……でも感じちゃう!(ビクビクッ)」とかですよ。最後の3つ違
うけど。
そんなんね、もう見てらんないって思ってたんです。もう見てらんないって思いながら全部
読んでたんです。チンコ出しながら読んでたんです。

そしたら最後の数十ページですよ。

もうね、ありがとうと言うしかない。友達にありがとうと言うしかない。
ひっさしぶりにね、泣いた。
たかだか数十ページの話にね、完璧に泣いたわ。『ぼくらの』のダイチの話レベルで泣いた。
チンコ出して泣いた。

これね、地震の話なんですよ。地震に襲われて家族を失って、心を閉ざしてしまった子供が
主人公なんです。凄いところが、この漫画文字が無いんです。台詞はもちろん、擬音すらな
い。本当の意味での『絵本』みたいな作品なんです。
漫画で台詞と擬音がないと耳が聞こえなくなったみたいな錯覚に陥りますね。関係ないけど。

ちょっとね、概要を書いてみようとしたんですけどね、アホみたいに長くなるんで止めまし
た。というか複線がいっぱいあってね、全部書かないと伝わらないし、僕みたいなカスがこ
んな美しい話を伝えようとしても上手く伝えられないんですよ。
一番怖いのが僕がこれを文章にして上手く伝わらなくて「なんだ、クソじゃん」って思われ
る事なんです。賢明なる紳士淑女の読者様方にはあくまでも僕がクソなのであって原作とは
違うという事は分かっていただけると思うのですが、書き上げた末に僕が読んで原作の何割
も伝えられてないなと思うのが嫌なんです。
ていうか書いてみたんだけどな、やっぱ伝わらない。完膚なきまでに駄文。
この文章も駄文。多分駄文。死にたい。

だから皆さんに伝えるのは「感動したよ!」という感情と「皆も読むといいよ!」という情
報だけにしておきます。

ホントね、読むべき。読んで泣くべき。
読んでその暖かさに泣くべき。
The smiling childという副題の意味を理解して泣くべき。
ホントね、読むべき。読んで「パトラッシュ!」って叫んで泣くべき。


でも単行本まだ出てないっぽい。